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◆八王子街歩き◆②横浜線沿いに南下する

八王子駅前からスタートした街歩き。前回は子安神社付近を歩き、その後京王八王子駅から北野駅まで1駅電車で移動しました。
(前回の記事はこちら)

今回は、北野駅から横浜線の線路沿いに南下をしていきたいと思います。

今回探索範囲の今昔マップ。北野駅から片倉駅を経て、八王子みなみ野駅へ。
昔は片倉駅付近以外は、あまり民家も無い区間でした。
北野駅前の国道16号を超える歩道橋。
1991年 飛島建設 が架設したようです。
湯殿川沿いの横浜線のアンダーパス。
道はできていますが、「通行止め」が続きます。
打越地区地区計画の説明看板。この地域はこのような看板が多いです。
湯殿川の橋を渡ります。
【日向上橋 1995年 東京都 下部工:大日本土木、上部工:日本鋼弦コンクリート】
線路沿いに片倉方面に歩き続けます。
前に立体交差している道路が見えてきました。
【打越町土入立体】2016年にできた、新しい交差道路です。
「土入」は、元々このあたりの地区の今はない地名のようですね。
もう少し進むと、歩行者専用のアンダーパスに遭遇。
線路沿いには、結構家も建っています。
ただ、なかなか線路の反対側に行く道が多くない場所です。
貴重な横断路が出現。線路の向こうは急坂のようですね。
湯殿川の支流、兵衛川を渡る橋。
兵衛川の対岸に、片倉駅が見えてきました。
片倉駅に到着。閑静な駅です。
「片倉」と書かれたホーム端部。
ここは、「川久保ガード」という名前が付いているようです。
川久保も、片倉駅周辺の古い地名のようです。
国道16号を横断する橋。結構交通量が多い場所です。
電柱のプレートに、「第二16国支」の名前が。
この場所に国道16号のバイパスができたのは、大きな出来事だったのでしょう。
【日向橋台 設計:東京工事事務所 施工:大林組 竣工 昭和63年】
日向ガードと言う名前がついています。
結構高さの低い跨道橋です。片倉駅は、昭和63年に高架化されました。
「道路が崩れているので、通行できません」の文字。
こういうのを見ると、行ってみたくなる人です(笑)。
坂を登ったところから撮影。国道16号を立体交差するための高架だったようです。
特に崩れた場所は無いです。未整備の道ですが、散策するには楽しい場所。
見晴らしのいい場所です。横浜線の電車を撮るのが楽しい(笑)。
南側の丘の上に、みなみ野の町が見えてきました。
横浜線は、起伏のある地形をまっすぐ通しているようです。
こんどはアンダーパス。
とても狭い歩道のアンダーパス。
「只沼ガード」と呼ばれるアンダーパス。
「只沼」も、この辺りの旧地名です。
土構造物。ここは盛土構造でしょうね。
【2000年3月 多摩工事区 東亜建設工業】
線路沿いの土構造物に、何やら鉄道施設があります。
【八王子ー上野原 分岐鉄構】6万6千ボルトの高電圧 だそう。
鉄道用の送電ケーブルの分岐施設のようです。
結構珍しい施設なのでしょうか。と思って調べてみたら、
この筋にお詳しい方が、2018年当時のことをアップされています。
このへんにはJRのマンホールがあるようですね。また探索してみることにしましょう。
そして、八王子みなみ野駅付近のみなみ野大橋へ。
この辺は、以前探索しました。
大きな橋のすぐ脇の小さなアンダーパスで、駅に向かいましょう。
みなみ野大橋。やっぱりいい橋ですね。
そして、八王子みなみ野駅に到着。1997年にできた新しい駅。
ニュータウンの駅なので、とても大きくきれいです。
駅舎の中に学童クラブが。なかなか珍しい施設かもしれませんね。
町会などが、思い思いにイルミネーションを飾っているようです。
手作り感があっていいですね。
駅の南側へ。このあたりは、商業施設の裏側にまだ未整備の場所が。
少し歩くと、小さな祠と参道が。
宇津貫毘沙門天という名前の神社のようです。シイの木の古木があるようです。
急階段の参道を登ってみましょう。
上に祠はありませんでしたが、妙法大量神という石碑が。
明治時代の建立の碑です。ここだけは昔ながらのようです。

■終わりに

今回は北野駅から八王子みなみ野駅まで歩いてきました。この地区は、宅地開発が始まるまでは、寂しい谷戸だったようですが、今ではすっかり市街化された場所です。とはいえ、よく見ると、古い地名なども残る、面白い場所だと再認識しました。

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