わたしのごきげんな 【 経験の唄 】

今、ウクライナの人々は、この想いで闘っているのだと思う。。

この曲を昔、初めて聴いたとき、
とても共感する優しい歌だけれど
まるで世紀末の場面のような不穏を感じる歌詞でもあり、
それが個人レベルでの日々の不穏であったろう当時から、
こんな今になってしまうなんて。
(佐野さん自身はそもそも遠くの戦闘も含めて書かれたのかも知れないが。)

きっと日々こう思って立ち向かっているだろう人達を、
ただ、救いたい。。


P.S.
佐野さんの走る姿が、昔から好きです。
あぁいつも走られているのかな、と思われる足どりで。
辿り着く為には、それ以前の助走やストレッチからが大切なのだと、思わせる足どり。

1996年は、
バブルがはじけ、1994年頃から徐々にその綻びが一部の人の心に現れ始め、
それがいよいよ本格的になる前年というか、境界のような年でした。

この直後から「日本は景気がいい」様な歌が流行り出しましたが、
私には、皆が見て見ぬふりをして逃げ、対峙せずにいるようにしか感じられませんでした。
もしくは、本当に気付かずにいる程に鈍いか。。(バブルで、芯から皆、神経が鈍くなったか。)

故・筑紫哲也さんなどは、バブルの頃から
その警鐘を社会に鳴らしていたのですが、
多くの人は、バブルに浮かれて無視してた。
それは、
「小泉フィーバー」の時にも、私は感じたことだったけれども。