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テレフォンレディ

久しぶりに書きます。

最近チャットで「忍耐力はあるけど継続力はないよね」と言われました(笑)

そーなんですよねーーーー。

人生で一番長く続いているのが、今年で7年目になるチャットレディのお仕事です。

そんなチャットレディのお仕事ですが、よく質問されるのは「いつからやってるの?」です。

ライブチャットを始めたのは2013年の2月なので、今年で7年目です。

でもその前に、実はテレフォンレディを少しだけしたことがあります。

もう正確にはいつだったか忘れちゃいましたが、大学生の時です。

ワンルームの安アパートで一人暮らしをしていた時なので、多分19歳~20歳頃なはず。

2009年とか、2010年くらいだと思う。

当時の私は、諸々の理由で親からの仕送りなどにはあまり頼れない状況でした。

回転寿司や試食販売のアルバイトもしていたけれど、お金は本当になかったです。

お金がなさすぎて、でもサークルの友達付き合いは断れなくて、一人の日は毎日もやし炒めしか食べていなかった(笑)

親に家賃を払ってもらっていたりしてバイトもせずに学生生活を送っている友人を見て、何度辛くて泣いたことか・・・。懐かしい。

私が一人暮らしをしていたのは、家賃35000円のワンルームの安アパート。

家賃は不動産屋さんに直接手渡しで渡しに行くスタイルでした。

ある家賃の支払い日の前日、何でかは忘れたけれど5000円くらいお金が足りなかったんです。

多分、友達からのお誘いを断れなくて飲みに行っちゃったりしたんだと思います。

翌日には家賃を払わないといけない。でもお金があと5000円足りない。

結構パニックだったような気がします。あんま覚えてないけど。

悩んでいる暇はない。どうにか次の日までに5000円を作り出さないといけない!!!

とにかくガラケーで「女性 高収入」とか「即日払い バイト」とか、なんだか忘れたけど検索しまくりました。

どんな手を使ってでも、あと5000円朝までに稼がないといけない。

そこで出てきたのが、テレフォンレディの求人でした。

テレフォンレディというのはライブチャットのガラケー版みたいなもので、テレフォンレディサイトに登録をして待機ボタンを押すと、お客様からの電話が自分のガラケーに転送されてきます。

藁にも縋る思いでサイトに登録をして、布団の上で正座をして電話が転送されてくるのを今か今かと待ちました。

いろいろ忘れているんだけど、最初の電話が転送されてくるまでの間の心臓のバクバクと体の震えはよく覚えています。とにかく怖かった。

私の緊張はよそに電話はすぐにかかってきて、出てみると明るい関西弁のおじさんに「こんちわ~!」と挨拶されて・・・なんか2時間くらい楽しく雑談しました。

会話の内容とか、何も覚えてないけど・・・

でもすごく楽しくて「こんなんで本当にお金がもらえるんかな?」と半信半疑だったのをよく覚えています。

そして翌日の朝10時、私の銀行口座には無事に5000円以上の金額が振り込まれ、私は無事に家賃を払うことができたのです。

それから何回か、お金に困ったときにテレフォンレディのアルバイトをしました。

中にはアダルトなお客様もいたけれど、私にとって最初のお客様がとても良い人だったのは幸いだったなと思います。

今でもそうなんですが、本当に私はお客様に恵まれていて、運がいいのです。

それから数年後、ライブチャットのお仕事を始める前に思い出したのが、このテレフォンレディのアルバイトでした。

あの時テレフォンレディをしていなかったら、あの日最初のお客様が嫌な人だったら、私はチャットレディにならなかったかもしれません。


はぁ~久しぶりに書きました。

ちゃんと継続したい、いつもこの頃。

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