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「自己分析」と「正解」

大学4年間で「自己分析」の重要さを知った。
自己分析はとても大事
この言葉は誰しもが聞いたこともあるだろう。
でも本当に、本気で自分を知ろうとするからこそわかることが沢山あるし、その先を知ることができる。

では俺がなぜ自己分析に重きを置いたのか。
・キャリアについての悩み
・ある友人の一言
からである。

・キャリアについての悩み
これは大学入学当時、どうやって選手として生きていこうかを考えていた時。
当時は決して速くもなく、パワーがある訳でもない、よくいる「ドリブルはできるけど」って言われがちな選手だった。
このままじゃ生き残れない、プロにはなれない、じゃあどうすればいい?ここから自分を知ろうと思えるようになった。
どこを伸ばすのがプロへの近道なのか、どの部分なら他の選手と差をつけられるのか。
すごくすごく考えた。

結論は今のプレーを見てもらえたらわかります。

・友人の一言
これも大学入学当時のこと。ヴィッセルユース時代のチームメイト、山内翔と電話をすることが多かった。彼は中学からのチームメイトで高校の時も部屋に行って沢山相談した。
彼は常に考えているし、自分の考えを持っている。でも新たな考えにも目を向けられる。サッカー選手としては尊敬している。サッカー選手としては。

そんな彼がさらっと言った。
「なんでもやってみなわからんからな〜」

ありきたりな言葉で、よく聞く言葉。
でもなぜかこれがすごく響いた。

そこからは色んなことを「やってみる」ことにした。

例えば食事。
多くの人が知っているように
・試合前は炭水化物を多く摂るのが大事

これは今まで疑ったこともなかった。

でも1回普通の食事をしてみよう。
そう思ってやってみた。
すると、今までとは全然違うくらい身体が軽かったし、特別疲労が溜まるわけでもなかった。

科学的には間違ってるのかもしれないけど、自分にはそれが合ってるということがわかった。

こうして自己分析に重きを置くようになった。

すると色んなことがわかるようになる。

・多くのことを覚えておくことが苦手
→サッカーノートにまとめるようになる

・グランドは自分にとって休める場所じゃない
→OFFの日はなるべくグランドに行かない

などなど、沢山の発見があって行動も変わってきた。

当たり前だったことを疑い、試行錯誤して、自分を知ることが出来る。そう感じた。

このように絶対に自分の中に正解はある。

ここで大事なのは
「導き出した正解を信じ過ぎないこと」

その「正解」は環境や、目標によって常に変化し続けている。
だからこそ常に疑い、自分を知ることが大切。

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