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中学生の頃、よく聴いた音楽は?

だいぶ前の話だが、国際結婚だから、子供の時に流行った音楽やドラマの話が噛み合わないのが嫌と、ブログに書いている人がいた。

私はそれを読んだ時に、国際結婚に限らず、私の場合は、日本人でも相手と話が噛み合わないだろうなあと思ったし、別に、噛み合わなくても気にしないと思った。

そのブログを読んでから数年後の最近、夫が私にYouTubeを見せながら、「この曲を知っている?」と訊いてきた。

もちろん、知らない。

いろんな曲が入っているYouTubeで、しかも、流行った曲が入っているようだ。
それで、夫は、「この曲を知っている?」と訊いてくる。

何十曲と聴かされたが、1曲も知らなかった。

なにしろ、私は、ヘビメタは聴いたことがない。

あまりにも「知らない」を連発するから、夫は、
「どんな音楽を聴いていた?」と、逆に訊いてきた。

私が中学生の頃、流行っていたのは、小室ファミリーの音楽。小室哲哉さんプロデュースの曲は、何でも同じように聴こえてしまうし、私は、全く興味がなかった。
もともと音楽番組のミュージックステーションなどを見せてもらえなかったから、余計に流行りの音楽に興味がなかった。

そして、中学生の頃聞いていた音楽は、1970年代に母が好きだったフォークグループのカセットテープだった。
例えば、『精霊流し』、『虹と雪のバラード』、『誰もいない海』、『帰って来たヨッパライ』など・・・
夫の性格からして、夫が食いつきそうな曲は、『帰って来たヨッパライ』だと思い、「『帰って来たヨッパライ』を聴いていたよ。」と言った。

YouTubeですぐに検索する夫。

聴き始める夫。
予想通り、ウケていた。
しかし、「これはいつの音楽?生まれていないでしょ。」と言われた。

それからも、時々、「知っている?」と、ヘビメタのYouTubeを見せてくれた。
それを聞いているうちに、小学6年生の時に、初めてもらったCDを思い出した。
1992年12月5日。父は仕事の関係で、関東地方から関西地方へ単身赴任をする日。車で初めての関西地方に向かっていた。
途中、滋賀県の大津のサービスエリアにとまった。そこで、よく分からないけれども、アンケートに答えると1枚のCDのプレゼントがあるということだった。それで、両親がそれぞれアンケートに答え、CDを2枚もらい、そのCDを妹と私がもらった。
その時の1枚のCDが、『アパッチ』だった。
当時は、CDプレーヤーを持っていなかったので、すぐには聴けなかった。
それから、4か月後、中学に入学すると同時に、英語の勉強でCDラジカセがあった方がいいとなり、引っ越してから、CDラジカセを買ってもらい、やっとCDを聴いた。

中学時代は、剣道部が忙しくてほとんど家にいなかったため、それほど、音楽を聴いていなかったが、先ほどの『帰って来たヨッパライ』などとともに、『アパッチ』のCDも聴いていた。

私の記憶は、カタカナでのアパッチで、英語のつづりを覚えていない。
そのため、YouTubeで検索してもうまく見つからなかった。

ところが、ある時、また夫がメドレーでYouTubeを聴いていた。特に、「知っている?」と訊かれなかったが、その時に流れてきた曲がまさに、『アパッチ』だった。

それで、ここぞとばかりに、「この曲を知っているよ。」と声を大にして言った。

1960年の映像を見られるとは思っていなかった。

その後、夫に調べてもらったら、私は、バンド名が『アパッチ』で、曲も『アパッチ』だと思っていたが、バンド名は、『THE SHADOWS』で、曲が『アパッチ』ということを知った。

イギリスのロックバンドということが分かった。
他の曲もCDに入っていた物があり、「これも、あれも、聴いていたよ。」と言えた。
CDと同じ曲順でもないし、CDに入っていない曲もあるが、懐かしい曲をここで聴ける。

1970年には、日本でもライブをしたことがあるようだ。

中学3年の秋以降は、クラシック音楽一辺倒になった。

こんなわけで、90年代に中学生だった私は、このような曲を聴いていたから、国際結婚でなかったとしても、音楽の話は噛み合わないと思う。

ちなみに、夫がその当時聴いていた音楽はこちら。

夫は、この2曲をギターでよく弾いている。

【5月3日の過去記事】


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