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#16 はじめてのてんしょく 書類選考編

ちぇーです。

2023年の夏、新卒入社で15年ほど勤めた会社を退職して、新天地に身をおいた私です。

今回はその「はじめてのてんしょく」の第一関門である、「書類選考」について経験談を記録しておきたいと思います。

※「はじめてのおつかい」みたいに書いてみましたが…ごめんなさい


書類選考に求められたものたち

○履歴書


いわずもがなですね。
履歴書に関して何か指定があったことはなかったと記憶しています。

私はごくごく一般的な「転職向け」のフォーマットを使っていました。
もちろん、手書きではありません。

提出先によって内容を変えていたのは、「志望動機」、「通勤時間」くらいでしょうか。

「趣味・特技」みたいな欄がありますが、提出先によって多少内容を変える時もありました。

それはあくまで、次の面接に目を向けたもので、「面接時の話題提起」、もしくは「興味をもってもらうためのもの」です。

一度しっかり作っておけば、あとは「相手によって微調整する」というのが私のスタイルでした。

○職務経歴書

いわずもがなですね。これもまた。
しかしこれはしっかりやりました。

基本フォーマットは一緒ですが、書く順番、内容、強弱など、提出先によって毎回かなり練りました。

それでもハマるときはハマるし、ハマらないときはハマらないものです。
(結局そこなんですよね)

ただ、履歴書と職務経歴書だけで一旦すべてを判断されてしまうので、しっかりやらねばなりませんね。

  • 正しい日本語で簡潔に

  • 可能な限り定量的に

  • 見やすくわかりやすく

  • A4一枚両面にサマらせ

  • 魂をこめる(突然の精神論)

が私の流儀でした。

当時お世話になっていた転職エージェントさんにもかなり添削していただいて、限界値まで仕上げたと思っています。
※所詮私レベルですが

いま思えば、「書類選考の通過率はまずまずだった」という結果の最大の要因は、職務経歴書にあったのかもしれません。

○プレゼン資料

ここからは番外編です。
いくつかのパターンに分類されますが、履歴書、職務経歴書以外の+アルファを求められることが何度かありました。

書式や文字数を指定される場合もあり。
完全な自由書式もあり。
バラエティに富んだものでした。

以下、いくつかをご紹介します。

① 仕事での最大の功績をプレゼンしなさい

これはわかりやすいですね。

とある選考ではこのテーマに対応すべく、せっせとパワポで資料を作成しました。

  • 1ページで言いたいことは1つまで

  • シンプルな色使いと構図で

  • 余計なデザインや情報は入れない

という作戦で乗り切り、無事に書類選考を通過できたことは思い出深いものですね。
※その後の面接(最終だったかしら)で落選しましたが笑

② あなたが弊社の採用担当だとして、弊社社長に「あなたを採用することの利点」を説明してください

なるほど…。
これはよくあるものですかね??

「利点…そんなもの……ないな…」というところからのスタートでした(ひどい)
とりあえず過去の経験や実績&事実ベースでメリットとデメリットの双方を一覧にして提出しました。

色々とごちゃごちゃ書く方が違和感があったので、それぞれ3つずつ。均等に、フラットに。でも、「メリットの方が大きそうだから、採用してみてもいいんじゃないですかね?」

くらいの温度感と内容に仕上げたと思います。
(「絶対に採用したほうがいい!」みたいな温度感は気持ち悪くて…)

それでも書類選考は通過しました。
しかしこの選考については、次の面接時の途中から全部英語で会話をされてしまい、対応しきれなかった私は、落選しました。

面接の終盤は、妙にひきつった笑顔で過ごしていました笑

③ 作文

そう、作文です。
衝撃的だったのが「テーマはありません」というテーマの作文です。

「これは…試されているな…」と思いながらテーマを模索しました。
試されているに決まっています。採用選考なのですから。

応募先はやや「お固め」なところだったこともあり、ここでぶっとんだテーマを設定するのは違うかなという判断で「志望動機のようなもの」をA4 1枚にしたためました。

結果、見事に落選しました。

これは転職エージェント経由での応募だったのですが、後から聞いた話だと、現場担当者としては面接に進んでほしいと思ったらしいのですが、その上の方々が「同業経験者じゃなきゃダメだ」という非常に確固たる信念があったようで、落選するには至ったようです。   

本当かどうかはわかりません。
もし本当なら、せめて一言…応募要件に「経験者」と書いておいてほしかったな笑

書類選考とは何だったのか

・求めている要件に合う × 書類が良い → 当選
・求めている要件に合う × 書類が悪い → 落選
・求めている要件に合わない × 書類が良い → 落選
・求めている要件に合わない × 書類が悪い → 落選

結論「だいたい落選します」。

書類は「落選する要因」にはなりますが、「当選する要因」にはなりえないと感じています。

書類の内容が「良い」ことで何かが大きくプラスになることはないと実感しました。ただ、書類の内容が「悪い」と何もはじまりません。

記載内容
見せ方や美しさ
わかりやすさ

すべてにおいて手を抜かず、魂をこめてはじめて、スタート台に立てる“かも”しれない。

それが書類。奥深き存在。


ではまた。

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