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深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと の感想。

Twitterで流れてきて面白そう!と思った本。わりと発行年数が古かったのでまあ図書館でいいかな...と借りて読みました。

高速バスの話は導入部分のみだった

基本的には暇を持て余したライターが「自分が面白いと思うことをやってみる!」的内容かな。なんか「チェアリング」とか「銭湯の鏡に広告出した話」とか見覚えがあるエピソードも多いなと思ったら

デイリーポータルZで執筆してるライターさんでもあったのね。それはそれで貴重かもしれない。著者の友達もなんかよくネットで目にする人々の名前が出てきてライトファンとしては楽しめる感じも。

グッときた一節を引用。

目的地まで移動してる時というのは、人間にとって一番の“許された時間”なんじゃないかなと思う。合間に生まれる時間だからこそ、目的を離れてゆったりと過ごすことができる。海の上での優雅な移動時間を、酒を楽しみながら、時には誰かと、時にはひとりきりでじっくりと味わう。こういう時間が、何ものにもかえ難いものに私には思える。

出典:たぶん183ページあたりの章

返却してしまったので正しいページがわからなかった。ここらへん詰めが甘いなと反省。ただ良い読書体験でした。図書館もたまにはいいね。

借りて読んでおいて言うことじゃないかもしれないが買っても後悔ないクオリティーでした。デイリーポータルZ好きな人ならさらに買いかも。

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