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暗記が苦手な人に試してほしい5つのコツ

小学校の勉強でも、インターネットやAI(人工知能)を使う時代。もう暗記はしなくていい、と思う方はいませんか?

もし、何も覚えずにいようとしたら、基礎学力が身につかず、どんなに便利な道具があっても使いこなすことはできません。

とはいえ、暗記は苦手……!

そんな方に一度は試してほしい、暗記のコツを5つご紹介します。


1.書いて覚える

書いて覚えるのは、暗記の定番。なぜ、これが定番なのかと言えば、最終的なアウトプットの方法が「テストで書いて答えること」だったからです。ペーパーテストに必要なことや、書面に書くことは、書いて覚えましょう。

また、頭に思い浮かべるより早く、手で書くことができた経験がある人も多いのではないでしょうか?

「手で覚える」とも言われるように、反復練習によって体に覚えさせると、脳の神経回路に道筋ができます。また、書くことは、見て覚えるだけより脳の神経回路を活性化させるので、暗記に効果的なのです。

一方で、書いてばかりですと飽きてしまって、集中力が散漫になりますし、やりすぎは腱鞘炎につながります。やみくもに書くのではなく、以下のように工夫して覚えましょう。

これを試して!
● 1回だけ書いたら、答えを隠してテストする
● 音読しながら書く

2.見て覚える

視覚優位の人はもちろん、そうでない人も、書けない時間を見て覚えることに使って、効率アップしましょう。隙間時間を有効活用できるように、暗記カードやアプリなどを準備しておくことが大切です。この準備も、記憶の定着に役立ちます。

覚えたいことを壁に貼る人も多いと思いますが、漫然と見ているだけでは覚えません。定期的に貼るものを変えたり、見た後に目をつぶって、覚えたかどうかテストしたりしましょう。

これを試して!
● 暗記カードを持ち歩く
● 勉強アプリ、暗記アプリを使う
● 覚えたいことを部屋の壁に貼る

3. 聞いて話して覚える

書くことも見ることもできないときにも使えるのが耳。満員電車でも使える耳を上手に使えば、ながら時間を有効活用できます。音声の教材を取り入れてみましょう。

さらに効果的な暗記方法は、自分が人に教えること。お友だちと教え合ったり、家族に話を聞いてもらうと、記憶が定着します。

一人でがんばっている方は、覚えたいことを自分で話して録音しておき、通学・通勤時間中に聞くという方法もあります。何を覚えたいのか整理されるので、単なる暗記以上に学びに役立ちます。

音声や動画の配信アプリや、SNSのライブ配信機能を使って、学んだことをシェアするのも良いでしょう。

これを試して!
● 動画、音声番組を聞く
● 人にクイズを出す、出してもらう
● 覚えたいことを人に話す
● 覚えたいことを録音して聞く

4. 夜覚えて朝テストする

暗記に適した時間帯と、定着しやすい方法というものがあります。

それは、夜寝る前に覚えて、翌朝、起きたらすぐにその内容をチェックすることです。

寝る直前に明るい画面を見ると、眠りが妨げられることがあるので、寝る前は本やノート、暗記カードなど、紙で覚えてみましょう。

朝起きたらすぐにチェックできるように、机の上に小テストやドリルを用意しておきます。

朝、覚えきれていないと分かったことは、その日一日の暗記項目として、暗記カードやアプリに登録しましょう。

これを試して!
● 寝る前を暗記時間にする
● 起床後すぐ、小テストをする
● 寝る前と朝の歯磨きをする時間に、暗記カードを見る

5. くり返し覚える

一回だけで全て暗記することも、一度覚えたことをずっと覚えておくことも、とても難しいことです。無理なく復習するサイクルを作って、くり返し覚えることで、長く定着する記憶に変えることができます。

復習するサイクルは、1日後、3日後、1週間後、1カ月後というように、定期的に設定します。あらかじめ、暗記アプリや予定表にふり返りの時間を設定しておきましょう。エビングハウスの忘却曲線に沿って復習が設定できるアプリもありますので、利用するのも良いでしょう。

また、書いて覚えた後は見て復習するなど、複数の覚え方を取り入れることによって記憶が強化されます。

これまでご紹介した4つの方法から、気になったものをどんどん試してみてください。

これを試して!
● 1日後、3日後、1週間後、1カ月後……などの周期で復習する
● 自動的に反復学習できる暗記アプリを使う
● 書く、読む、見るなど、違う暗記方法で同じことを暗記する



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