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大谷選手と栗山監督は素質で見ても運命的な縁だった

こんにちは。宮永千恵です。

このところ、WBC話題で持ちきりですね。各地、ファンが集まって大盛況だそうで、嬉しいニュースですね。

その中でも話題の中心は大谷翔平選手。
高校時代からメジャーを目標に、明確な日々の練習メニューや、生涯設計を立てて、確実にそれを実現し、今やメジャーでもMPVの大活躍。すごいですよね。

以前から感心していたのですが、先日、大谷選手のこれまでをまとめたドキュメンタリー的な番組を見て、あまりの小説のような展開に驚きました。

そして、「もしや!?」と思って調べたところ、「やっぱり!!!」
ちょっと嬉しくなったので、久々のnoteです😊

大谷選手と栗山監督とのご縁

ご存知の方も多いと思いますが、ちょっと情報をまとめますね。

大谷選手は高校時代から大注目の存在。メジャー行きを決意し公言していたので、ドラフト会議で指名はない、とされていました。ところが、日ハムの栗山監督が一位指名。
賛否両論渦巻く中、日ハムのスカウト陣は根気強く「大谷選手メジャーへの道」をプレゼン、交渉し続け、約2か月後に大谷選手は日ハム入団を決意。相当な量の資料やデータを作成したそうですが、最後は監督の熱意だったとか。

そこからの活躍は、書くまでもないのですが、これまでWBCには参加していなく、今回が初だそう。

そして、今の日本代表の監督は栗山監督。
東京五輪の後、2021年12月に今回の大会の優勝を目指して就任され、任期はこの3月までとのこと。

そして、もうお一方、これまでスタッフがオファーをしても参加が叶わなかったダルビッシュ有選手も今回参加なのですが、ダルビッシュ選手は大谷翔平選手の憧れの選手で、メジャーに行ってから時々相談をするなど、個人的に連絡を取っている間柄で、今回のWBCも大谷選手が「一緒に参加しましょう」と声をかけたと。

なんと。。

これで今回のWBCで日本が優勝したら、映画でも出来そうですね。

価値観が同じだと、本音が響く

ところで、当時あまり気にしなかったのですが、栗山監督の熱意すごいですよね。
どうやら当時高校野球の番組でキャスターをされていて、高校2年の大谷選手にインタビューをしたことがあったそうなのですが

それでも、世間を敵に回しても、メジャー行きを決意している人に向かって「絶対こっちだ」とプレゼンし、しかも意見を変えさせるのは余程のことだと思います。


で、気になって調べて見ました。素質です。

大谷翔平選手 025-001-012
栗山英樹 監督  025-789-025

本音、本心の1st が同じ025でした。

ここが同じだと、基本的な価値観が一緒。要は、腹を割って話した時の言葉がストレートに心に響く、言葉の解釈の相違がない関係。

栗山監督が本音で、直球で当たったことが、真正面から響いたのでしょう。

大谷選手の025と012はスキルアップ精神が旺盛で、環境の中でも人の環境を重視する素質。そして001は人とは違うことをしたい、です。

それに対して、栗山監督の789は責任感が強く、面倒見がよく、後方支援がとても上手な素質。「全面的に将来のメジャー行きを応援するし、未だかつてない2刀流もサポートする」というプレゼンは、ドンピシャだったのでしょうね。

さらに、もうお一方
ダルビッシュ有選手 025-919-125

こちらも025!!

普段、栗山監督と大谷選手、ダルビッシュ選手がどれだけ連絡を取り合う仲かは分かりませんが、3人とも基本的な物事に対する価値観が同じ。そして、誘う時の温度感や、心動くポイントも同じ。

素質は生年月日で決まるもの。
才能を持った選手に、同じ素質で理解のある良き指導者が出会い、憧れの活躍をしている先輩がまた同じ素質でよき相談相手とは、天の采配とでも言いましょうか。

今回のお祭りのような、かつてないフィーバーが起こるのも、偶然ではないのかも知れません。

同じ素質でなければ心動かないのか?

必ずしもそうではありませんが、指導者と後継者が同じ素質のケースは多々あります。
例えば、サッカー日本代表で長年キャプテンを務めた長谷部選手と、最初に長谷部選手をキャプテンに指名した岡田監督。
ジャニー喜多川さんと、ジャニーさんが後継者に指名した滝沢秀明さん。など。

お互いに価値観が共有できるので良き理解者でいられること、物事を進めるペースや、判断基準も同じなので、ストレスなく阿吽の呼吸で物事を勧められる、ということがあります。

では、素質が一緒でないと良い関係性にならないのか?
というと、そんなことはありません。

ただ、講座で客観的にさまざまな例をお伝えすると、どんなに多くの人に対応してきてコミュニケーション得意な方でも「そんな風に思っている人いるの?」という価値観があるのも確か。

今回はたまたま同じ素質同士で共鳴し、小説のような現実を歩まれている例でしたが、同じ素質じゃなくても相手の素質を理解すれば、長く良い関係を続けることや、小説のような未来を作っていくことは可能です。

とはいえ、ここまで3名揃って同じ素質はなかなか珍しいこと。
運命のご縁に期待せずにいられません。
 
コロナ明け、久々有観客で声援ありの試合。
楽しみです。






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