毎週木曜のランチは、前日から何にしようか、考えています。

家で生野菜あまり食べない、と言っていたからサラダは多めにしようかな。
煮物が多い、って言っていたから、和食より洋食中心がいいかな。
それにしても、パスタ続きなのもね。
あ、春キャベツ！明日は春キャベツのスープとサンドイッチにしよう！！

・・なんてぶつぶつ頭の中で呟きながら。

普段の買い物はスーパーにあるものを眺めながらメインだけ決めて、野菜は適当に買ってきて、あとはぶっつけ本番で作りながら考えるのだけど、木曜のランチだけはメニューをちゃんと決めてから作り始めます。いや、むしろメニュー決めてから買い物に行く日もあるくらい。

ランチだから、メインとサラダとちょっと、、と、品数はそんなに多くないし、そんなに凝ったものでもなく、普段と変わらない家庭料理。いつもドーンと大皿で出すものを１人づつ盛り付けるだけなのに、あれこれぶつぶつ。。

盛り付ける前にランチョンマットにお皿を並べてレイアウト決めしてみたり。普段使わないお皿を棚の奥から出してみたり。

一緒に食べるお相手は、数年来の友人。

今年に入って毎週通ってくれている個人セッションのクライアントさんでもあり、せっかくだから、、と、ランチとおやつと＋αのおしゃべりタイム付き。

ほとんどの仕事がオンラインになってしまった今、家族以外の友人に直接会う機会はとても貴重。そして、ちょっとしたイベント的なランチは楽しく、友達を思いながら作る過程もまた、楽しい。

この１年、外食をすることがほとんどなくなり、ほぼ毎日食事を作って、だんだん手抜きになってきていた時に、程よい刺激になっています。

彩り考えたり、お皿を考えたり。

こんな風にイベント的に食事を作るのはとても楽しいのだけれど、毎日の日課、となると、買い物も準備も結構時間かかるし、だんだん自分の味にも飽きてくるし、夕食の副菜なんてとても手抜きなルーティーンになりがちで、ほうれん草と小松菜とブロッコリーのヘビロテ。

私は基本的に夕食だけだけど、これ、毎日朝、昼、晩と作っているお母さんって、ほんと大変だろうなー、って思います。メニュー考えるのも大変だけど、買い物行って、作って食べて片付けて、、ってやっていたらあっという間に１日が終わってしまう。ほんと、世のお母さん尊敬します。

だけど、久々にこうやってイベント的な食事を作ると、「美味しい、ありがとう」って言ってくれる人のいることの有り難さも改めて実感します。

一人のランチって、ほんと、テキトー。何かに夢中になると、食べ忘れてることもあるし。
稀に「あれ食べたい」と思って作ることもあるけれど、大抵は余り物で良しにしちゃったり、チャーハンとかお好み焼きなどの単品で済ませてしまう。

一人暮らしを始めたばかりの頃は実験的に色々チャレンジするのも楽しかったけれど、もう数十年。しかもこうも毎日となると・・もし、この状況で一人暮らしだったら、毎日ろくな食事してなかったかも。

と思うと、毎日家で一緒に食べてくれる夫の存在にも感謝です。

家事を時給換算すると、、、と言うと、なんとなく世知辛い世の中になってしまうので、そこまでは言わないけれど、お互いに「作ってくれてありがとう」「一緒に居てくれてありがとう」の気持ちを忘れないで居たいなーと思う、今日この頃です。

note読者さんは作る側の方が多いのかしら？毎日お疲れ様です。

作ってもらっている方、ぜひ、「ありがとう」と「美味しい」を伝えてください。それだけで救われますから。