Hoshiko Kay Kinsei
藍染めの作業内容や気づいたことを書いています。
昨日は母の七回忌の法事でした。 お寺は本堂が建て替えられて、宮大工によるすばらしい建築、風神雷神と龍の立体彫刻で迫力があった。 天井からはひたすら金色のきらびやかな世界で、それがまぶしいくらい。 壁には雲中供養菩薩が一人一対の楽器をもった彫刻が飾られて、亡くなってからも寂しくないように音楽を奏でているというお坊さんのお話。 一区切りついて、感じたこと お墓に行ったのは1年ぶりくらい。 そのあと参列した人たちで食事をした。 近所で犬友達だったママが来てくれて、思い出話をして
藍の季節がやってきて、今年もよろしくお願いしますと心の中でペールをぐるぐる巻きにしていたお布団を外しました。 火のチカラ まず火を起こすとき、火のチカラをまざまざと見せつけられ、はじまりは火だったということを思い出すのでした。 中華料理が強火でサッと火を通すとしたらオーブンでじっくりと焼き上げるような、火の使い方です。日常生活では火加減をガスコンロのツマミでコントロールしていることを、火の加減は薪をくべるタイミングでやっていくのですが、黄色やオレンジと一色とは切れ
エコーレアさんの福袋に洗えるマスクが入っていました。 せっけんの製品を開発している会社で、化粧品も作っているから肌に優しいのがウリです。繰り返し洗えるところもよいです。 試しに洗えるマスクを藍で染めてみました。 立体の水色マスクができました! 何度か洗って生地が馴染んで今はこの立体マスクも愛用しています。 お気に入りのマスクを着けていると、気分が上がりますね。
少し早いですが、藍の甕を10月20日に閉じて今年の藍染めは終わりました。 このところ急に寒くなって藍が寝てしまい色が出なくなったのです。 ありがとうの気持ちを込めて、布団をかけてくるんでいます。 4月5日に藍を目覚めさせ、6月7日に色が出てから9月13日まで染めることができました。 はじめて畑を借りて藍の育苗、定植、刈り取り、収穫、乾燥、仕分け・・・自然とともに時間が流れました。 畑と染めが同時期に重なり作業に追われる日々が続き、仲間に手伝ってもらい助けてもらいました。
朝晩涼しくなってきて、藍はお花が真っ盛りで赤い花がかわいいです。 自然にかかわることは”年1回”という共通点があることに気づきました。 お米づくりはもちろん季節の手仕事も年に一度だけ。 藍染めで人間国宝の千葉あやのさんの染めは夏場だけでした。 冷やしといって藍の甕を加温することなく染めていたそうです。 雪深い東北の地ではそれが理にかなっていたのでしょう。 藍の甕はまた来年となるのをもう少し伸ばしたくて色々と手を尽くしています。 先輩からは「毎日藍を見てあげたらいい」とい
これからは “藍と健康”がテーマになってくると思います。 丘の畑のビニールハウス内で二番刈りした藍を干していました。 完璧に乾燥したので、茎と葉を分けました。 外は涼しい風が吹いていましたが、ビニールハウスの中は暑いので蚊もいます。 手作業なので、茎と葉を分けるだけで時間がかかりました。 あと4日くらい必要です。 夏は畑に気を取られていましたが、秋になって藍の甕の温度が下がってきています。 このままではたいして染めないうちに冬眠してしまいます。 早めに冬支度をしたほうがよ
新米の玄米いただきました。 吸水中にぷっくり膨らんできて、お米が生きていると感じました。 圧力鍋で炊いてもちもちに仕上がりました。 稲を植えた空が青く広々として清々しい田んぼが思い出されます。 ここまで育って実りの秋を迎えられてよかったですね。 ご馳走様でした。 我が家のバケツ苗から作った稲は風で倒れて途中で折れてしまいました。 厳選した3本の稲は首を垂れるほどたわわに実ることはできませんでしたが、少しは実がつきました。 まだそのままにしてあるので収穫してみたいと思います
手間がかかったものを作ってお金に変えるというのは大変なことです。 時間をかけて心を込めて作ったものには値段がつけられません。 栗の渋皮煮は時間も手間もかかるので、大事な人への贈り物になっています。 友人のお父さんに大切に育てられた栗は、一つひとつ手に取って布できれいに拭いて選別されてやってきました。 二回に分けて作るのにちょうどいい量の栗をいただき、作って差し上げるという循環です。 今年の1回目は仕上げの水分量が少なくて、固さにむらが出てしまいました。 2回目は水分をたっ
熊本から球磨栗が届きました。 友人のお父様が丹精込めて育てている山まで栗拾いに行ったことがあります。 お父さんは優しくて栗が落ちてないと寂しいからとわざわざ栗を落としてくれて待っていました。 イガを足で踏んで取り出すと実が出てきて面白かったです。 イガが痛くてすごく大変な工程を知っているから、送ってもらうだけでたくさんの手間がかかっているので美味しいのを作りたいと思います。 昨年球磨川の氾濫で山の上のお家は無事でしたが、ずいぶん長いこと井戸が壊れてお水を下まで汲みに行くのが
ナディクレンジンヨガで血液循環の大事さから、そのメカニズムを知りたくなりました。 血液は心臓のポンプで動脈を通じて血液が流れていく。 心臓に戻る血管の静脈にはポンプがありません。 静脈は逆流を防ぐために弁がついていて、弁に圧がかかると血液が血管壁を押し広げ静脈瘤ができてしまいます。 血液検査の採血のときは、静脈の血を取ります。 長時間同じ姿勢でいるとふくらはぎと使わないので、血液が戻らずにむくみが起きます。 ふくらはぎと静脈の血流が連動していました。 (詳しくはこちらをご
ナディクレンジングヨガで肩こりや腰痛がなくなると聞きました。 そのメカニズムを探っていると意外なところが腰痛の発端になっていたのです。 その場所は腎臓でした。(詳しくはこちらをご覧ください) 脳への圧迫ストレスが全身の骨格や筋肉などの極めて狭いトラブルの原因になっていくのは、身体全体はつながって一つになっているからでした。 そもそもの循環を促すのは脳脊髄液ではあるのですが、腰痛の原因である腸陽骨の緊張は、腎臓の「内臓体帯壁反射」によって起こっていて、腎臓の活性化が腰痛防止に
丘の畑には四季を楽しむ果樹があります。 栗が終わって、柿、みかんがなりはじめています。 大家さんと畑の先輩がお米の出荷作業をする横でお茶を飲んでいたので、畑のかぼちゃがなくなってしまったことを話すとたぬきではないか、フンを見たと話してくれました。 たぬきは巣に持ち帰って食べるそうなので、食べ散らかしたりはしません。 以前トウモロコシを持っていかれたことがあると話してくれました。 オクラは先端に蟻がぎっしりいたので終わりにして抜こうとしたら、しっかりと根が張り重くて抜ききれ
「手が記憶する」とゲーテが言っていたから、その言葉を信じていた井上ひさしさんは手書きで執筆していました。 手が記憶する 記憶した手で 新しいことを作っていく 先日久しぶりに作った五角形が重なった立体は今まででいちばん綺麗に創れました。 仲間も言ってくれましたが、自分でも成長したと思いました。 手が記憶するというのは本当でした。 玉ねぎの薄皮を剥くようにほんの少しずつしか変化はないのですが、ある時すごく変わった瞬間が訪れます。 これからもコツコツと探求を続けていきます。
ナディクレンジングは体のつまりを取るヨガです。 相手の方にヨガ体験があるとその人のヨガがベースなるので、うまく説明できないのがもどかしい。 長時間同じ姿勢で集中していたときに、立ったついでにできるクレンジングをやってみました。 脳に酸素を送るので頭もスッキリするのでした。 あれこれ考えるよも5分デトックスしよう!と日常に取り入れていきたいです。そのうちどうやってやるかをお伝えできる日を夢みています。 身体のクレンジングは思考のデトックスにも直結していました。
北海道から送ってもらったかぼちゃから種を自家採取して、ようやく受粉して実がつきました。 「冬至かぼちゃ」とは、通常夏から秋にかけて収穫されるエビスカボチャなどを、冬至の日まで貯蔵し、熟成させたものです。 貯蔵期間中に蓄えたデンプンが糖に変わり、甘みを増しておいしくなります。 ビタミンAやビタミンCが多く含まれ、冬至の日にかぼちゃを食べると風邪を引かないといわれています。 ある日畑に行ってみると、そろそろ収穫して冬至に食べようと思っていたかぼちゃが3つこつ然と消えていました
化学物質は脂肪に蓄積されていくというのを知りました。 ナディクレンジングを続けて代謝が良くなりデトックスされる感じがします。汗や尿で排泄されない分はどうすればよいのでしょうか。 『化学物質は水によく溶けるものと、油によく溶けるものとに分類できます。たとえば、ダイオキシン類は水にほとんど溶けず油によく溶けるので、体内に取り込まれると脂肪にたまります。この性質を「蓄積性」といいます。一般に水に溶けにくく油に溶けやすいものは体内の脂肪に蓄積しやすく、逆に水に溶けやすいものは体外へ