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夜なんか大嫌いだ

おはようございます。
今これを書いているのが朝の5時34分。普段の元気いっぱい充電フル満タンな私であればどう考えてもうつ伏せでIKEAのサメなんか抱いてクレバーに大爆睡をこいているところですが、最近はどう足掻いても寝れません。
大好きな実況者の配信をつけても、ジャジーなリラックス音楽を垂れ流ししても、いつも眠くなる小難しい本を読めども何もせずただ目を瞑っても、とにかく眠れない。

原因も理由もかなり明確にわかっているので、それが解消されるまでの我慢といえばそうですが、仮にその原因が解消されたとて私の中でかなり根深くもうそれはそれは根気強く摘んでも咲きやがる外来種のように根を張っているもんですから、この不眠という厄介もんとはしばらくお付き合いをしなければいけなさそうです。
こちらから願い下げってもんです。
私が友達だったらそんな男早く見切りつけて他のいい男探そうよ!合コンでもしちゃう!?
と声を荒げて止めに入りたくなるレベルのお付き合いです。

タイトルにも堂々書いた通り、夜が大嫌いです。
特に1人で寝なければならない状況。
あとはものすごいどうでもいいような思考に苛まれている時の夜。
あとは天気が良くも悪くもない曇りの日の夜。
この10年後のビジョンがうまく思いつかないような、真っ暗闇の自分の心と全く同じ暗さの外を見るたびに、とんでもない不安感と焦燥感と、恐怖のビッグウェーブが押し寄せます。

こんなにも私が嫌っているってのに、毎日毎日私が1人になる時間帯を狙って懲りもせずひょっこり顔を出してくる夜という存在が鬱陶しくて腹立たしくて大嫌いです。

私が小学生〜中学生の頃、両親と真夜中にドライブに富士山の五号目に行ってみたり、アテもなく首都高に乗ってみたりする日が定期的にありました。
妹弟は当然のように寝ていて、起きているのは私と両親。
キラキラした街中をみたり、富士山の五号目で流れ星をみたりして満足したら家に帰る。ただそれだけだったのですが、私はそれがたまらなく楽しかったんだと思います。
今でも何か嫌なことがあった時はとりあえず車を走らせますし、単身ディズニーに行く時は迷わず夜中の下道を走ります。

そういう楽しい夜だけ毎日あってほしいな〜と、強欲の化身は思うのですが、どうやら人生というものはそう楽しいことだけでは進んでくれないようでして、1年365日のうちの355日くらいは今日みたいな「夜君なんて大嫌い!もう顔も見たくない!」な日で埋まっています。

どんなに不眠が続いていた時でも、だいたい今頃の時間になると自然と泣き疲れたり考え疲れたりして寝れていたのですが、ここ最近の私は日中に体力をあまりにも消費しないためか、それとも年を重ねたからなのか何をしても眠れず、こうして毎晩毎夜noteを開いては下書きに残し、書いては残しを繰り返しています。
そんな感じで脳みそに浮かんできた言葉をそのまま書き殴っている文章なので、読む側も大概大変でしょうが、ここまで読んで下さった方に感謝状と一年分の米と美味い全国の白米のお供に一筆添えて送りたいような気持ちです。

年齢を重ねていくごとに、悩みのレベルが段々と上がっていってるのを感じます。
大人になってからの人間関係の悩みってどうしてこうも複雑できったなくて何も見えないことが多いんでしょうか。
私はもっとあの…少年ジャンプに掲載されているような清々しくて気持ちの良い人間関係だったら毎度毎度悩まなくて済むのに…私に力があれば今話題のマッシュルみたいに全ての事象を筋肉と純粋な心で解決していっちゃうのに…全く私が非力で心優しいばっかりに!もったいね〜!

私がこうして不眠と負の感情に潰されて、自分の心とデスクトップmacと向き合っている時ですら私の輝かしく尊い人生の1日はすり減っていっているわけでございまして、今悲しくなっている悩みの種に時間を割いていること自体に腹が立ってきます。なんかイライラしてきました。

それでも夜は明けて今日が明日になって、私は1日1日年老いていきます。
若くて可愛くて体力があって気力もある今日という一番若い日は、どういう生活をしても過ぎていきます。
悲しいだけの1日でも、楽しいだけの1日でも、等速で時間は過ぎます。
悔しいですが、これが生きているっていうことです。

もっと自分のことを溺愛して大事に育てていきたいので、早くこの負の連鎖を断ち切って夜明けのキラキラしてあったかい朝日みたいに私の輝かしくて尊い人生をすんばらしいものに仕上げて、周りから羨望と尊敬の眼差してみられる激かっこよ女性に成り上がって、たくさんの大切な人に囲まれながら大往生して、最期の最期はその人たちに見守られながらお祭り騒ぎしながら超楽しい!楽しかった!って言いながらポックリあの世に行って、私の人生をその後の人類史に残してやります。

見てろよ、全人類。
見てろよ、鬱陶しい夜。
いつか大嫌いな夜ですら気にならない強い女になってやる。

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