Cheese Japan

一般社団法人日本チーズ協会です。 2019年11月11日に発足したチーズ生産者、チーズ…

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一般社団法人日本チーズ協会です。 2019年11月11日に発足したチーズ生産者、チーズ工房の職人の団体です。 各地のチーズ工房、チーズ職人を取材していきます。

最近の記事

日本列島チーズ工房リレー 第6回 高秀牧場ミルク工房

高秀牧場を訪ねる  千葉県いすみ市の高秀牧場ミルク工房を訪問させていただきました。 東京からアクアラインと圏央道を使用して約1時間半、茂原長南ICを降りて、 20分ほど車を走らせたところに高秀牧場はあります。 その日は目の前に広がる満開の菜の花畑が、私たちを迎えてくれました。 高秀牧場は1983年に創業し40年続くいすみ市を代表する牧場です。 この牧場のミルクから、高秀牧場のチーズはつくられています。  2代目のチーズ工房責任者の大倉典之さんにお話しをお聞きしました。

    • 日本列島チーズ工房リレー 第5回 チーズ工房タカラ

      チーズ工房タカラを訪ねる  北海道虻田郡(あぶたぐん)喜茂別町(きもべつちょう)にあるチーズ工房タカラ。チーズ業界関係者の中でこちらの工房の名を知らない人はいないのではないでしょうか。工房の主でありチーズ職人の斉藤愛三さんの造るチーズは、国内外数多くのチーズ品評会・コンクールでこれまでに高い評価を受け、多くのファンを獲得してきました。「風土をかじる様なチーズを目指す」と語るそのチーズは、どのような環境で生み出され、味わいをもたらすのか。これまでのチーズ造りとこれからの思いを

      • 日本列島チーズ工房リレー第4回  ハル フロマジュリ・カフェ

        千葉県いすみ市にはチーズ工房が6軒 2023年4月26日 千葉県いすみ市のチーズ工房を訪問させていただきました。 日本でも有数の生乳生産量を誇る千葉県は、日本酪農の発祥の地で、いすみ市だけで6軒のチーズ工房があります。小さな町にこれだけのチーズ工房が集中しているのは、全国でもあまりないとのことです。房総半島の南東部に位置し、東は太平洋で日本有数の漁港、西は山々や水田、畑が広がる自然豊かなエリアです。今回は2軒を訪問させていただきました。 チーズ職人の吉見真

        • 日本列島チーズ工房リレー 第3回 山田農場チーズ工房

          山田農場を訪ねる  北海道函館市に隣接する七飯町は、美しい自然豊かな大沼国定公園、時折小噴火のある北海道駒ケ岳に近く、道内では比較的温暖な気候で知られる道南エリアにあります。その七飯町にある山田農場チーズ工房。2005年、山田圭介さんがご家族と共に入植し、一から造り上げた農場であり、現在の日本ではまだ少ない山羊乳製チーズを造るナチュラルチーズの工房になります。  現在、飼育している山羊は40数頭、この春生まれた子山羊は30頭ほどにのぼり、出産ピークはひと段落。冬の乾乳期はチ

        日本列島チーズ工房リレー 第6回 高秀牧場ミルク工房

          日本列島 チーズ工房リレー 第二弾  白糠酪恵舎

          < 白糠酪恵舎 代表 井ノ口和良さんと   事業部長 及川由博さんに聞く >   北海道の東部、釧路市の西約30キロに位置する白糠町。道東自動車道の白糠I.C.を降り、旧白糠線の線路跡と並行する道をゆるやかに下ると、途中、チーズやシソ焼酎の名前にもなっている「鍛高(タンタカ)」地区を通過。そのまま10分ほど走ると左手に可愛らしい屋根の建物と直売所の看板が現れました。右手には、本シシャモの遡上する数少ない川のひとつ「茶路川」の流れる自然豊かな地。株式会社白糠酪恵舎は、この場所

          日本列島 チーズ工房リレー 第二弾  白糠酪恵舎

          日本列島 チーズ工房リレー 第一弾 共働学舎 新得農場

          < 宮嶋望氏に聞く >  北海道の中央、十勝平野の北西部 にある新得町。ソバの産地として有名なこの町に、共働学舎新得農場はあります。共働学舎は「共に働く学び舎」の名の通り、現在は60名ほどの仲間とともに、農場内の活動を通して成り立っている場所です。1978年に新得の地でスタートして44年、その歴史の中でもチーズづくりは早38年を迎えます。1984年に借施設でゴーダタイプとクリームチーズをつくり始めたのを皮切りに、1992年からは工房設備を整え、本格的にチーズづくりを始められ

          日本列島 チーズ工房リレー 第一弾 共働学舎 新得農場