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濃厚でも夏にぴったりの白いガスパッチョ!

本日はスペインのガスパチョのお話です。

ガスパッチョと聞くと一般的にトマトを使用して作るガスパチョが想像できますが、今回紹介する白いガスパッチョはトマトを含め、色とりどりの夏野菜は使用しません。

過去の記事で紹介させていただいたガスパチョは、フランスの黄色いトマト【トマト・アナナス】を使用して黄色いガスパチョを紹介させていただきましたが、今回紹介させていただくのは白いガスパチョになります。

白いガスパッチョの名前はアホ・ブランコ【Ajo Blanco】。

スペイン語でAjo(アホ)はにんにく、「blanco」(ブランコ)は白いという意味です。

直訳すると白いにんにく料理になります。

アホ・ブランコは、スペインはアンダルシア地方の夏を代表する料理としてフランスでも知られています。

トマトのガスパチョ同様に火を使わずに作れる冷製スープです。

アホ・ブランコに使う主な材料は、フレッシュのニンニクとアーモンドの他に、牛乳・EXヴァージンオリーブオイルを一緒にミキサーにかけます。

スープの濃度を出すためにバケットを牛乳に浸し一時間マリネさせておきます。

使用するバケットは固くなった前日のバケットを使用して作ることで、スープに風味と濃度を作ることができます。

スープの味わいの特徴はアーモンドとオリーブオイルからコク。

そしてニンニクのフレッシュな風味がスープにアクセントを生み、また酸味を作るために、こちらもスペインのヴィネガーであるシェリー酢を少量加えます。

作り方は至ってシンプルです。

全ての材料を牛乳でマリネしてミキサーにかけるだけで作れる一皿です。

オリーブオイルはすべての材料をミキサーにかけている最中に、少しずつ加えて合わせます。

濃厚な味わいですが、ニンニクの風味、アーモンドのコク、シェリー酢の酸味が一体となって一口、口に含むと止まらなくなってしまいます。

仕上げにスープの中にマスカットを入れて、アホ・ブランコに食感と甘みを与え味わいに変化を演出することができます。

作り方は過去のYouTube動画内で紹介しております。

動画内ではミキサーにかけた後に裏ごして滑らかな口当たりと味わいを楽しるようにしていますが、裏ごさなくても美味しく味わえます。

スープをそのまま召し上がるのもよし。

バケットに浸しながら食べるもよし。

また冷製スープ以外にもそうめんや生魚のカルパッチョのソースとしても味わえる楽しみ方もできます。

個人的に私の暮らすフランス中西部の特産品、フレッシュの山羊チーズをパンにつけて一緒に味わうのが好みですね。

【アホブランコの材料】
牛乳         500g
アーモンド      130g
バケット         5g
ニンニク         2かけ
塩            3g
オリーブオイル     75g
シェリー酢        15g

是非、動画内で味わいに来てください!

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