見出し画像

アメリカ自然食レストラン「PPP」チャレンジ8週間記録-9-時の流れに身を任せ~

そろそろPPPが終わる8週間目が見えて来ている。コロナで全売上(ケータリング、デルタ航空機内食、レストラン営業)を失って気づいた事は当たり前だけど私の事業は一人では何もできない。スタッフを必要に応じて一人づつ呼び戻し5名で再スタート。州知事のレストラン閉店オーダー1週間後から工場では出来ないレストラン高品質な自然食冷凍食品販売とYouTubeを始めた。1か月後にオンラインショップに切り替え、在庫管理等すべてをオンライン化、YouTubeもYouTuberになれるように未経験の撮影&キッチン兼業クルー達と共に冷食販売と合わせて全力投球している。ダメもんでもなんでもトライ、失敗オッケー!人生は実験の繰り返し、人の目は悪くても良くても栄養に!楽しくなれけばそれは意義なし、継続と経験は力なり、無駄に時間は使わない。私は頭で稼ぐのには残念ながら向いていない、動いてなんぼ。人の喜びが栄養になって幸福感を感じる今の職が天職。正直、苦しいけれど凄い楽しい。PPPが終わる頃、法律も緩和され借金の返済期間も2年が5年に伸びている。あらゆる条件も見直されている。流石だ。アメリカの補償を更に得て会社はもう少し色々トライする猶予を貰えた。前のように戻るのではなく、新しい飲食店の在り方を見つけながら精進してゆこう。オンラインが教えてくれたことは「24 hours 7 days 世界と繋がれる」なんて素晴らしい事だろう。明日から私の地区でもレストランReopenが許可されるが私のお店はまだ開けない。この美しいお店はどうするの?隈研吾氏建築が泣く?ううん、そんな事はない、隈さんのお店があったから私は自分の実力以上の評価を得られ多くの人達に認めて貰い今がある。この空間の活かし方も時の流れが教えてくれるだろう。諦めないで閃こう。

ポートランドの暴動

未だ小さくはなりつつも暴動もプロテスター集会も続いて空には夕刻になるとヘリコプターの音が響く。悲しい。何故暴動と差別は教育で防げないのだろう。アメリカに来てから「人種差別」に敏感にならないように心を強くして生活している。そうでもしないとこれは人種差別ではと疑ってしまう事がやはりある。だからこそ日本人、アジア人としてこの町に溶け込み、この町に尽くす草の根活動が大事だと思っている。この残酷な現実社会の中で全ての人の尊厳が守られる事を共に願う。

つづく

オンラインストアー

YouTubeチャンネル



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?