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バンクーバーの医療事情に物申す。

小さな事件に巻き込まれ怪我して一週間。

バンクーバーの医療事情の悪さには毎回驚かされます。アメリカの補償無しよりはましだし、保険で医療費がある程度カバーされているだけでもありがたいとは思いますが。。日本と比べると、医療関係の便利さは雲泥の差。

今回は病院のemergencyに2回行ったのですが、1回目、歩けない状態で受診したのにX-rayやMRI 検査もなし。立ってするエクササイズのアドバイスを受けましたが、支え無しで立てないのにどうやって?
帰りも松葉杖ももらえず、聞いたらドラッグストアで買ってくれとのこと。車椅子で院内移動、タクシーに乗って伝い歩きで何とか帰宅。
次の日にボスが松葉杖を持ってきてくれましたが、私もAmazonで購入してしまいました。でも、労災なのでかかった費用はカバーされます。
数日後アザが現れたのでwalk-in clinic で受診。このドクターは真剣に診てくれ、手術が必要になる一歩手前で、かなり深刻な肉離れだからもう一度emergency room に行って診てもらってと言われ、前とは別の病院のERへ。なぜemergencyかといえばバンクーバーは専門医に会うのが紹介制で一ヶ月はかかるから。
ERでドクターに会う前のナースとの問診でそのwalk-inからの紹介状を無くされ。
ドクターに会えど、何度も肉離れだと言ってるのに患部を強く押してチェックされ、レントゲンで骨だけ見て異常なしだからすぐ働けると言われ。院内の移動を車椅子でしてる人間にすぐ働けるとか、意味がわからないのでこの状況でどうやって?と聞き返したらじゃあドクターズノートを出しておくから一週間くらい仕事を休む?と言われノートをもらう。
ナースステーションでナースが携帯見ながら盛り上がってるとか、ありえないし。
患部を圧迫されたせいでその晩から怪我は悪化。痛みで眠れず、結局Google様を参考に自己治療して、数日経つと痛みも和らいできました。肉離れは自宅治療が基本ですが、そういったアドバイスも皆無でした。
たまに良い医師もいますが、大半の人はいい加減。重症者から大袈裟な患者まで患者をみすぎているからでしょうか。
何年も前に頭を打った際に無意識で病院に搬送され、そのあと目覚めて割と普通にしていたら自宅に帰され、後から自宅に電話が来て危険だから病院に戻ってくれと連絡が来た事もありました。その時は既に遅く、私は起き上がれないくらいの眩暈に襲われて、二週間くらいまともに起きれない大変な事になった、なんて経験もありました。
医者が、あてにならない。
私からアドバイスできるとしたら…大変さをアピールしないと駄目です。
日本人は我慢強いから平気な顔してしまいがちだけど、それだと彼らは病状が悪いと分からないのです。
カナダ人は全般に直接的で察する事が苦手だと思います。
病院でもそれは同じ…
バンクーバーで病気になったら、どんなにあなたの病状や怪我が最悪な状況なのか思い切りアピールしてください。笑


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