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手染め蜥蜴革長財布と手染めジビエ鹿革巾着

皆様こんばんは。

体調がガッタガタになりやすい春の陽気、いかがお過ごしでしょうか。

私は月の半分は座って寝てます、眠りの小五郎並です。
たまに起きたまま寝違えてます、とても緊張感のある日々です。

そんな最中、やっと作品が仕上がりましたので写真で綴ります。

染色工程

今回使用するのはかなり大判のリザードスキンのクラスト(未仕上げ)です。

紆余曲折あり入手するまでが大変でした。
こちらを染めます。

丹念に、、、

ひたすら丹念に、、、

とにかく丹念に、、、

染め上がりました。

そしてこちらは別の革。

これは革ジャンの時同様、広島ジビエの油鞣し鹿革です。
但し、吟面を擦ってあるヌバックというタイプです。

当然これも染めます。

はい、染めて裏張りをして裁断しました。

準備工程

先ずは全パーツを荒裁ちし。

裏張りをして本裁ち。

漉き機から手漉きを経て。

ヘリ返して飾り捻。

それから裏打ち、裏張り等を経て。。。

準備工程終了です。

縫製工程

先ずはカードケースの仕立てから。

ジビエ鹿革は細か目のピッチで地縫いし、ひっくり返します。

この膨らんだ形状を出すのには大昔の袋物の仕立てを参考にしました。
裏側に秘密があるんです、秘密ですけど。

そして財布の方も第一縫製工程終了です。

続いて第二縫製工程も終了です。(駆け足)

この隙間なく一体化したマチが特徴です。

よくある底部に隙間があるマチとは一味違います。
見た目の拘りも重要です。
しかも最大12枚重ねです。

そして最終縫製工程を経て、、、

経て、、、

経続けて、、、

全縫製工程終了です。

続いて巾着用の緒締めを製作します。

先ずはパーツを切り出し、、、

しっかり圧着し、、、

削って形状を整えて、、、

磨きます。

算盤玉型です。

後は小端磨き、仕上げを経て、、、

完成です。

手染め蜥蜴革三折長財布

続いて、、、

手染め蜥蜴革三折太長財布

最後は、、、

手染め芸州鹿革巾着

以上3点です。

初めて完成品を自然光で撮影しましたが、、、

うーん、雰囲気ですね。
実物はもっと緑感があるんですけどね。

いずれにせよ、素晴らしいオーダーのお陰で良い経験をさせて頂きました。 

この度も良いオーダーを有難う御座いました!!

次の製作の方は1、2日程お休みを頂きまして、体制を整え改めて着手致します。

それでは皆様、また会う日まで。


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北崎厚志

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