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【実験?】レゴっぽいブロックで作った、イオン結合(組成式)勉強ブロック

~Abstract~

化学基礎で学ぶ「組成式」。陰イオンと陽イオンの組み合わせ、特に組み合わせ”個数”の理解をしやすくするために、100円ショップで販売しているブロックを使った方法を知ったので、早速真似をしてみました。その作り方の流れを紹介します。費用440円。所要時間75分。

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それはTwitterから始まった。

最近よくTwitterを見るようになりました。

そこで「@宮元一賢」さんが、100均で販売しているブロックで「イオン結合ブロックを作っていらっしゃったのを見て、「これおもしろそう!」と思い、さっそく作ってみました。

ちなみに、某地区の高等学校理科教育研究会のなかで、これ(組成式の学習)をカードで作成し授業で行ってみたという報告例があり、皆さんイオン結合の組成式の指導には色々と工夫され苦慮されているんだなあと(私も含め)感じています。

使った100均のブロック


ブロックはダイソーで購入。これだけ入って300円でした。色とサイズごとに分けてみました。

色は6種類。大きさは3種類(2×2,2×4,2×6)。この3種類のサイズが絶妙に良い。一番小さいのを1価のイオン、一番大きいのを3価のイオンにする。…ま、なんのことかは後程。

なおそれぞれの個数はランダムらしいです。ということで個数バラバラ(^-^;

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同じサイズのブロックを2個、縦に重ねてみました。これで厚みが出ます。そして側面にイオン式を書いたシールを張ることができます。なお余ったブロックはとりあえず寄せときました。ま、個数はランダムですから。

ブロックにシールを貼る

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ブロックと一緒に買った「タックシール(縦幅15mm)」を各ブロックの横幅に合うようにカッターで切ってみました。ここにイオン式を書いていきました。

ブロックにシールを貼ったらこんな感じ。

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宮元さんはテプラでイオン式を作っておられましたが、手元にテプラがないので、タックシールで(^-^; 見栄えは…テプラがいいです。

出来上がりはこんな感じ!

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費用:440円(ブロック330円、タックシール110円)

所要時間:75分(最初にカラーごとに並べ、二つ重ね、シールを切り、イオン式を書き、すべてのブロックに貼るところまで。なおこの写真に写っている以外のブロックにもすでにシールは貼り終えてます。右に見えるケースにすべて入れてます)


作ってみて、

費用と時間を考えると、これでイオン結合の組成式を考えられるのはコスパはいいと思います。あとは、生徒に440円を負担させられるかどうかの問題ですよね。「やってみたい人は~」になるんだろうな。


SNSなどを見る。

情報を知る

そして大事なのは「やってみる(真似てみる)」

やってみることでわかることがある!

これからもいろいろと試してみます。

そしてここでわずかながら紹介していきます。


今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました m(_ _)m

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