はたらくヒトのために何ができるか、どうするか。


成長し続けるとは何か、自身のエピソードを交えながらざっと記事にしたのはつい最近のことであった。

要約すると、就職活動で超えられない2次面接の壁をPDCAを回していくことで突破する、という話である。


前回は自分のエピソードをあまり話さずに終わっていた。ので今回は、自分のエピソードを混ぜながら成長し続けた結果どうなっていきたいのかをまとめてみようと思う。本気で将来行いたいことを本気で書いているため文字量が多い(3000字越え・・・)。ぜひ最後まで読んでほしい。


はたらくヒトとは

画像1


そもそも”はたらくヒト”は何を指しているのか。


わたしがタイトルの夢を掲げたのは高校生の頃だった。はたらくヒトにフォーカスするきっかけは母の存在がある。


母はすごい。

自分がしたいと思ったことは必ず実行に移す。

芸術に携わりたいと思えば、単身福井から東京にのぼり美術大学の学費を稼ぎながら妹を養って、知り合いのいない土地で出産すれば自分でコミュニティを作ることで40人のママ友を作り、外国人と関われるホステルを作りたいと思えば持病に抗いながら、大学の教授秘書として働きつつ宅地建物取引士の試験に合格している。(すごい)

画像10

経験が豊富で、知らない場所・人に対しても怖いもの知らずな母を、わたしはずっと憧れている。

母みたいに周りから認められるようになりたいし、はたらくことに壁がある人の助けになりたい。周りのママ友も、母がいないところでよく私に「あなたのお母さんすごい人だよ」と話してくれていた。

だからこそ、母のようなモデルケースをほかの人にも適応できるのではと考えた。


つまり、今回わたしが指しているはたらくヒトとは、

「育児後の女性」「キャリアステップを踏む女性」「働くことが好きor好きではない女性」など何らかの形で、”はたらくことに関わる女性”である。


はたらくヒトの課題

画像2


はたらくヒトにとっての困難は大きく2点に挙げられる。


1.ワークライフバランスとの両立

2.男性との待遇格差



知っての通り、女性には多様なライフステージがある。結婚・出産・子育てなどタイミングなどは人それぞれだが、はたらきながらライフステージを乗り越える女性は多い。

女性の労働を推進する女性の労働人口は年々上昇傾向で、労働力率は5割と実務労働にかける女性の進出が進んでいる。

―平成 29 年の女性の労働力人口は 2,937 万人と前年に比べ 45 万人増加し、労働力人口総数は前年より 47 万人増加し6,720 万人となり、労働力人口総数に占める女性の割合は 43.7%(前年差 0.4 ポイント上昇)となった。。―(『働く女性の状況』厚生労働省, H29)

一方で、女性の働く環境は実質改善されてはいない。

なぜなら、抜本的に男性社会のほうが労働生産性を維持できると日本人の大半が思っているからである。トップダウン型が主な日本の会社構成では、上の考えを変えることは相当困難を極める。女性の管理職率が海外諸国に比べ低いことを踏まえると、ワークライフバランスが男性にとって重要になっていないことで、働く時間が長いこと=優秀という考えが根深いのである。

事実、50代を迎え日本の現役管理職の大半を占める年齢となった「ポスト団塊ジュニア」世代のもと、日本の根強い男性社会風潮を変えるためには相当な革命が必要である。


画像3


はたらくヒトの理想郷の実現可能性


とはいえ、男性社会で成り立ってきた日本で女性が活躍できる社会を創り出すことは可能なのか。以下2つの動機をもとに、実現可能性について触れる。


1.一人当たりのGDPが高い国ほど労働生産性は高い

画像4

(SmartGridニューズレター編集部,2016)

上記グラフは一人当たりのGDPランキングである。ランキング上位国は8割が男女平等が当然で、男性の育休取得率も高い。日数も多い。国での整備がちゃんと企業に浸透しているのである。

次のグラフは労働生産性のランキングを1980年から約10年ごとに順位付けしたものである。グラフのようにGDPが高く労働生産性が高い国は比例している

画像5

(公益財団法人日本生産性本部,2019)

つまり、効率よく稼ぐことと男性社会は因果関係がない

女性活躍社会でも実現は可能であり、むしろ推進していくべきことなのである。


2.一人当たりのGDPが高いと個人生活満足度も高い

画像6

(World Bank,2019)

GDPが高いと国民の生活満足度も高い。以下の図はx軸が1人当たりのGDP、y軸が国民1人当たりの満足度を表す。GDPに比例して生活満足度も右上がりであることがわかる。

つまり、効率よく仕事をすることで国民一人ひとりの満足度があがる。ワークライフバランスとの両立と男性の協力が必要なのである。


そのために何をするか

画像7

ここまでの話で、いかに女性進出が必須で、男女関係なく、今後の日本を担っていくわたし達にとっても必要な要素なのか理解できたと思う。

ここからは日本古来の凝り固まった頑丈な壁に挑むための作戦を書いていこうと思う。

ポイントは2つ。


①はたらくヒトのため、自分がアイコンになること。

②日本のため、成果を出し本気で日本を変えていくこと。

画像11

具体的な手順はこうだ。

1.はたらくヒトに直接かかわるツールをクラウドで浸透させる

2.Forbes U-30 woman award 2030 に載る

3.日本満足度を上げ取引先を時価総額ランキングTOP20に載せる


1.はたらくヒトに直接かかわるツールをクラウドで浸透させる

クラウドというのがポイントである。

インターネット環境を活用し、いかに社会に適応していくかを考えたとき、買い切り型にはクラウドによる適応力がない。

たとえばiphoneユーザーがMACbookやipadなどで同じアカウントにログインし写真や音楽を視聴できるのに対し、デジカメやCDは他の端末では閲覧することができない。これは個人の場では不便の美かもしれないがビジネスの場だと労働生産性に関わってくる。取引先ごとにPCの端末を変えるようなものである。

私が選んだのは人事に関わりはたらくヒトたちの人生に関わってくる人材配置や、モチベーション管理等を通し離職率を下げるシステムでより効率的な働き方を推進する人事管理システムである。


2.Forbes U-30 woman award 2030 に載る

皆さんはFobes(フォーブス)を知っているだろうか。

フォーブスは、アメリカ合衆国で発行されている経済雑誌である。隔週で発行され、金融、業界、投資、マーケティングなどのトピックについての記事を掲載している。また、技術、通信、科学、政治、法律などの関連記事も掲載している。(Wikipedia)

世界を変える「30歳未満の30人」というタイトルで毎年11月に発表されるランキングである。いままでにhotel SHE,シリーズを現役東大生で設立・経営し話題のL&Gグローバルビジネス代表取締役、龍崎翔子氏や発売から1年半年で売り上げ5億本と新商品売り上げNo.1になったキリンの赤いラベル「本麒麟」でマーケティングを行った京谷侑香氏などが表彰されている。

このように、圧倒的チカラを周囲の人に認めさせることは、はたらくヒトにとってアイコンとなりやすい。

ちなみにランキングに載るためには1000人の人事担当者や1000人の一般社員に認められる必要があるらしい!


3.日本満足度を上げ取引先を時価総額ランキングTOP20に載せる

画像8

(MONEY bliss,2019)

よく就職活動で目にする時価総額ランキング。見飽きた人も多いだろうがこの目標は、ちゃんと社外に影響を与えるための目標である。

自己満足ではなく、取引先にとっても、社会にとっても必要で効果のあることが重要である。そのための指標が時価総額ランキングである。

現在の日本トップはトヨタ自動車(43位・1787億ドル)。上位20位との差、668億ドル。ちなみに、平成元年に40位・214億ドルのウォールマートはこの30年で18位・2598億ドルと時価総額が10倍にまで跳ね上がった

決して難しい話ではない。


まとめ

母のように周りにすごいと思われたい。はたらくことを壁と思う社会を革命したい。

そのためには、

はたらくヒトのため、自分がアイコンになること

日本のため、成果を出し本気で日本を変えていくこと。


そして、その夢をあきらめない。この夢を笑わずに「面白い」と思ってくれた人がいる今の会社で実現したいと本気で思う。

画像9

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?