ワールドトリガー24巻のメンバー紹介の部分

ワールドトリガー24巻の冒頭で紹介される閉鎖環境試験の臨時部隊編制。

引用:©ワールドトリガー-葦原大介-ジャンプSQ-集英社

この編成で、もし三雲と香取の嫌いな相手同士が入るとしたら諏訪隊以外では、二宮隊・来馬隊・水上隊しかないんだよね。

北添隊には、オペレーターに香取隊の染井華が居るので除外され、この中でメテオラが使えてスナイパーが居る部隊は限られる。

嫌いな相手を選んだ者同士が一緒になるように仕組まれているので、三雲修と香取葉子、菊地原士郎と南沢海は、嫌いな相手同士がセットになるようにクジ番が仕組まれてた。

実際に、二宮隊の場合、東春秋(スナイパー)が居るので、メテオラを使う戦術でワイヤー戦術が使える。

香取が前衛で中衛に二宮(シューター)と三雲(トラッパー役)後衛に東(スナイパー)の布陣が布ける。

玉狛第二と同じ戦術が生きるようになってる。

待ちと攻め両方の戦術を展開できるので、諏訪・二宮・来馬の隊長達だと、三雲修の戦術でも香取葉子と一緒であれば、通じるようになってる。

クジ順で言うと、別役太一と三雲修の二人が売れ残っていたので、諏訪隊と柿崎隊にしか入れなかった。

先にスナイパーを一人取っていた諏訪隊に、三雲と香取の二人が取られるようクジ番が回ってる。

来馬隊になった場合、穂刈篤がスナイパーなので、同じくメテオラを装備できる来馬隊長でも同じ布陣を使えるようになっている。

もし来馬隊長が三雲を先に選んだ場合、後のクジで先に木虎藍を選ぶ隊長がクジを先に引くように仕向けられていたのだろう。

最初から4カ所くらいしか、三雲を選んでくれる隊長が居なかったということ。

柿崎隊長が最初から長時間戦闘試験で A 級部隊を相手に戦闘をする前提の部隊編成を考えて、クジの順番で影浦隊長を取ってる。

最初の順のスナイパー売れ残りを引いた隊長達のチームで、同じチームメイト以外の部隊を編成して、嫌いな者同士を組み合わせる仕掛けだったので、実質4チームしか三雲修と香取葉子を取るチームはなかった事になる。

早くに秀才を集めて遠征に行かない組みでチームを作った水上隊が外れるので、二宮・諏訪・来馬の3チームしか、実質的な選択肢は残されていなかったということ。

最初から、三雲修を選ぶ隊長が少ない事は予想された。

閉鎖環境試験の段階でトリオン量の少ない三雲は、諏訪隊か来馬隊のどちらかの隊長しか選ばれない事が予想できる。

そういう風に個々のキャラクターデザインやパラメーターをBBF(ボーダー・ブリーフィング・ファイル)で公開してるのもファンに組み合わせを考えさせる一つの趣向になってるのだろう。

その中で同じ年代で三雲を評価してる風間と木崎の同級生でマージャン仲間の諏訪さんが、三雲を引き取ったという感じなのだろう。

風間・木崎・寺島の三人と三雲の話をしてる描写が描かれている。

諏訪隊で取られなかったとしても来馬隊で一緒になってた筈だし、諏訪隊はオペレーターの前向きな性格や隊長に意見を促す役目を過去に見せてる宇井がチームに入るようになってたのだろう。

トリオン量と機動性を活かして動くスナイパーを先に一人選んだ事もあって、残りは誰でも良かったのだろう。

クジ運を見て運営の趣旨を理解するのも早かったようだし、三雲と仲が悪い事も察して香取を選んでる節もあったので、機動力があって三雲と親和性のあるワイヤー戦術が活かせる相手で、そこそこのトリオン量もあり動けるアタッカーは、香取しか選択肢に残されてなかったんだよね。

作者の意図的に隊長が大人で仲の悪い相手を上手に扱える人材として、北添と諏訪さんを選んだという事だろう。

北添に染井華をペアにすることで、隊長が諏訪さんになるように仕向けてる。

北添隊には、菊地原と南沢をあててる。

北添&宇井のペアに、外岡・三雲・香取の選択肢でも良かったけどね。

二宮が三雲を選ばなかった時点で、諏訪隊か来馬隊しか行くとこがなかったんだよね。

こんな感じの考察。

木虎(KTR)と香取(KTR)の二人をKTRで呼ぶ、ワートリ民の5chスレッド。

ワールドトリガーは、やっぱ考察を見てる方が面白いんだよね。


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