私が子供たちにプレゼントするもの、したものは３つです。

１つ目はオーストラリア国籍。
彼らはオーストラリア国籍と日本国籍の２つを持っています。将来日本でも住めるし、オーストラリアにも住むこともできる。
恋愛対象も日本語でも英語でもコミュニケーションが取れるから、幅広いね。
日本では英語を活かした仕事に就くこともできるし、オーストラリアでは好きなことを仕事にできるかもね。
オーストラリアに来て２年目。英語も全然しゃべれなかったし、持病の血液の病気もあったけど、ここでママが出産したおかげだよ。

２つ目は日本語。
英語は学校で学べるし、環境がいいよね。でも日本語を話したり、聞いたり、書いたりするのは自分自身の努力とママの後押し。
勉強はしんどい、嫌、疲れるよね。でもね、絶対に日本語がしゃべれて後悔することはないから。ママはそう信じて教えてる。

３つ目は歯の矯正。
髪型は何でもしてあげる。カラーもパーマも。かっこよくしてあげる。
顔はパパに似だったり、ママ似だったりそれは、変えることができないけど、大好きなパパに似てくれると嬉しい。
でも歯だけは、どうにかしてあげたい。ママも幼い頃かみ合わせが悪くて。矯正したかったけど、ママのママに「高すぎるから大人になって、それでもやりたかったら自分で働いて自分のお金でやってね。」と言われた。
成人したけど、歯よりも外国に行きたくてそっちに使っちゃった。
私ができなかった分、キミたちの歯はキレイにしてあげるね。

そして、ママももうすぐ４０歳。やりたいことがなくなってきた。
でも、歯の矯正やりたかったよね…

そうだ、やりたかったことをしよう。

そう思って私は子どもと一緒に歯の矯正を始めた。