2016年モロッコ①

私が海外旅行が好きになったきっかけのモロッコについて当時の日記をもとに書こうと思う。

2016年3月3日。
当時、大学4年生だった私は、女友達3人とスペインからモロッコへ飛んだ。
降り立った場所はフェズ。
フェズは、フェズ・エル・バリと呼ばれる旧市街が有名で、一度足を踏み入れたらなかなか抜け出せない世界最大の迷路都市である。

フェズの街並み

空港から出たら、今まで見てきた国とは全く違う異世界感。
たくさんの人が話しかけてくるけど、全然信用できない。

なんとか1人のおじさんと交渉して、タクシーでホテルへ向かう。
しかし、フェズの街中はとても狭く、タクシーでホテルの前までは行けないため近くで降ろされた。
歩き始めたら、案内するよと言わんばかりに前を歩く男の子。
とにかく着いたばかりで警戒心の強い私たちは、男の子を振り払う。
また別の男の子が現れる。また振り払う。
全然ホテルに着かない!!
とりあえずついて行ってみようといって、
ちょっと距離をあけながら恐る恐るついていく私たち。
あったーーーーー!!!
ホテルのオーナーが温かく迎えてくれて、着いた瞬間の安堵感は忘れられない。

フェズの空港に着いてからホテルまでの間、私にとっては初めてのことばかりで、ただ友達についていくのがやっとだった。
旅慣れしていた友達のおかげで、怖いと感じることはなく、海外に対しての恐怖感がなくなった旅でもある。

学生時代は部活に明け暮れていた私。
引退して、友達と卒業旅行でスペインとモロッコへ。
それまで、ハワイ、グアム、台湾と行ったことがあったけれど、モロッコは全然違った。
街全体に漂う空気感、人の雰囲気、建物。
私にとって、どれも新鮮で、見たことがないものだった。
私は世界のこと全然知らないんだなと、とても強く感じたことを鮮明に覚えている。

モロッコでは、サハラ砂漠のツアーに参加したり、青い街として有名なシャウエンに行ったり、私たちが滞在したフェズの街中を散策したりしたので、また次回、書いていきたいと思う。

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