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世界が全て幻想だとしたら

今日、街を歩いてる時に、ふとこんな想いが湧き上がった。

『今見ている世界が、すべて幻想だとしたら、、、

この私が見ている世界という幻想は、誰が作ったのだろう?』

誰かが作った幻想なら、それは自分以外にはいない。

そう言えば、私が高校生の頃、コギャルと呼ばれるおしゃれ女子高生がもてはやされてる世の中だった。

20歳前後の大学生の時は、バブル真っ盛りで、女子大生が引っ張りだこ。
アルバイト代も高額なイベントコンパニオンのお仕事や美容室のヘアショーのセットモデルによく引っ張ってもらったし、それがきっかけで、プロのファッションモデルになった。
大きな会場のコレクションやブライダルブランドのランウェイ、百貨店やDCブランドのスチールのお仕事で忙しく充実していた。
しっかり稼いで大好きな旅行を思い切り楽しむ女子大生だった。

バブルが弾けて、世の中が一瞬にして変わったということが、テレビなどのメディアで取り上げられてたけれど、なんだか自分とは関係ないテレビの中の別世界に感じていた。
たまたま、私が就職する予定だったけれど、急に方向転換することを決めて就職することをとりやめた会社が倒産したことをニュースで知った。
その時、私は通っていた通訳訓練校から斡旋されたプライベートスクールの講師として、しっかりとレッスン代をいただきながら、同僚の外国人とよく遊び、しっかり英会話力も向上する環境にいて、ラッキーだった。
モデルとしても、日程の空いている時に今までやってきたレギュラーの仕事をいただいた。

収入的には、困ることもなく、しっかりと稼げていたから、好きな服も買えたし、美容にもお金をかけることができた。
でも忙しくて、時間がなくなり、大好きな海外旅行にも行けなくなった。
だから「あー、時間とお金が両取りできるような仕事か、海外出張に行けるような会社ってないかな?」とアンテナを張り出した。
そしたら、信頼出来る親友から、ロイヤリティーに近い形で収入の取れるビジネスチャンスをもらって、ダブルインカムになるように集中していたら、半年で本業の収入と並び、スクールを辞めて、旅行に出かけた。

そして、今は、年齢を重ねたけれど、40代50代のミセスコンテストブームがやってきて、その世代の女性の動きが活発だ。
そんな時代だからか、ミセスモデルのニーズがあり、私もミセスモデルとして、復活した。

自慢話を書きたいわけではない。
もちろん、私だって紆余曲折あって、本当に大変な時を過ごしたこともあった。
けれど、
今書いてきたように、人生の大枠は、自己中なまでに、自身の希望に沿って、自分が輝きたいと思ってた状態で今まで生きている。
大変な時期も、今振り返れば、あの時の経験から学びがあったからこそ今の幸せがあると、最悪な状況にさえ感謝できる自分になっている。

そう言えば、最悪な目にあって悩んでる時、こんな風に思っていた。
「これは、今だけの試練。きっと、来年の今頃は、大笑いして、あんなこともあったけど、本当に今は幸せ!って思ってるはず。」
無理矢理にでもそう言い聞かせていた。

何が言いたいかというと、この目に映る世界は、自身の心の投影に他ならないのでは?ということ。

それなら、「私は、どんな世界を作り出したい?

どんな幻想の中で、どんな想いで、どんな自分でありたい?」

そんなふうに自分に問いかけて、ある意味身勝手な自分の世界を作ってみよう。

『この世が自分の作る幻想だったなら』を枕詞にして。



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