勝手に人の悩みに応える企画をやってみます。
私は世渡り上手でも何でもなく、むしろかなり不器用でしこたま失敗と挫折を繰り返してきた人生なので、問題解決能力は低いと考えられるのですが、他人のことなら客観的に見て的確に答えられるかもしれません。
そもそも悩みに対する答えは一つではなく、その人や周りの環境、タイミングにも寄るでしょう。また悩みを解決しなくとも、癒やしたり前向きな気持にさせたりすることができるかもしれません。

今日のお題はこちら。
『【真実の愛】とは何だと思いますか？』

「真実の愛」と聞くと、武井咲主演ドラマ「黒革の手帖」で、高嶋政伸が「真実の愛がほしいんだ！真実の愛！」と叫びながらバッタみたいに飛び跳ねて武井咲に迫るシーンが脳裏にちらついて、心がざわつく。こんなに美しい響きなのに。

そもそもだが真実の愛って人間が考えたフィクションというか、文化的側面が大きいよなあと思う。動物的本能とかごく自然にあるものというよりかは、人類の創作物って感じ。性欲とか愛おしさととか率直な感情を現代生活に合わせて美味しく調理しました、みたいな、わりと頭で考えた結果というか。それはそれで尊敬できるのだが、それゆえに真実の愛の定義って人や文化圏によってだいぶ異なりそう。

あえて個人的に真実の愛を定義するなら、個人として相手を尊重し続けることだろうか。エーリッヒ・フロム『愛するということ』によると、愛とはそれぞれに違う個々人を超越し、繋がるためにあるらしい（たしか）。自分を認め、相手も認める。それを続けるのが愛なのでは。

話は脱線するが、人類の魂をひとまとめにすることで完全に平等な世界の実現を目指すヴィランに、あえて区別のある世界を選び、愛で立ち向かう話って、SFアニメでよく目にするのだが、要はエーリッヒ・フロムの言ってることと同じだ。エヴァンゲリヲンが意味がわからないのに、あとから妙な納得感が湧いてくるのは、この世の真理（と思しきもの）をついているからなのかも。

ちなみに、こちらAIが回答をしてくれている。

ぐうの音も出ないほど完璧で笑った。
じゃあそれで、という感じ。