埼玉県出身。
オランダ育ち、レバノン駐在歴3年。
現在はオーストラリア、Byron Bay（バイロンベイ）在住。

国際協力のプロを辞めたワケ

母方の祖父が広島出身の被爆者、父方の祖父がJICAシニアボランティアスタッフだったこともあり、小さい頃から世界平和や国際協力に熱意を抱く。

16歳の時に初めてケニアのスラムでボランティアを経験
17歳でオランダ、The Hague（デン・ハーグ、国際裁判所のある所）にて摸擬国連に高校代表として参加
貧富の差や貧困を世界の社会問題として体感し、ショックを受ける。

以来、10代後半、20代は国際協力プロフェッショナルとしてのキャリアを積むことに一本集中。大学時代は東アフリカでの現地調査実習やインターンシップを経験。大学卒業後（通算7年ほど）平和構築・人権保護の専門家として、NGO団体や国際機関でアフリカ・中東での現地事業や政策提言活動に携わる。

単身で世界中を飛び回り、レバノンやシリア、パレスチナなどの紛争地の事業に進んで手掛け、両親からはいつも心配されてた。笑

2020年8月、大切な祖母と時間を過ごすため、コロナ禍の東京に戻る。
30歳になった10月、学生時代から憧れていた非営利団体（平和構築・紛争予防に特化した団体）で、遠隔で南スーダン事業と現地チームを統括する立場になった。

今までの苦労と努力が実ったと、心から祝福してた。

でも、入団後、６〜７ヶ月経った頃、自分が燃え尽き症候群（burn out）を体験していることに気が付いた。これまで休むことなく目標に向かって走り続けたツケがきた。

その時のわたしは、国際協力プロフェッショナルとして人権や平和の促進に携わる中で見てきた、世界の不条理や不平等な成り立ちに対して、拠り所のない怒りを感じていた。現地の友達や知り合い、昔の同僚が、「遠い世界」の紛争地で苦しみながらも戦い続けている一方で、日本で「ぬくぬく」「平和な普通の生活」を楽しんでいる自分や、「何もできない」自分に腹が立ったし、無力に感じることも多々あった。

世界の情勢やニュースを見て、同じように感じている人は、今の世の中に増えているかもしれない。
わたしと同じように、国際協力の現場で働きつつも、無力さやburn outを感じている方もいるかもしれない。
日本の中でも、様々な形やスケールで苦しんでいる人もいるかもしれない。

そんなあなたに、伝えたい
おもいがあります。

おもい ~ My Beliefs

2021年5月、さまざま葛藤した結果、周りの家族の後押しもあり、大好きなチームとお仕事を去り、自分自身のウェルビーイング（心身の健康）を優先するために、東京での仕事を辞めることに。

そして、あと先のことは考えなしに、少しの貯金だけを頼りに、片道切符で離島に引っ越すことに。本来の自由人なわたしの、新しい旅が始まった（ノープラン、ノーマニー）。笑

でもこれが、本当に人生の転機だった。

離職してから約2年半。
ヨガと瞑想、サーフィン、島でのゆったり暮らし
島の人たちの温かな心や、子どものように自然と遊ぶことを楽しむ笑顔
たくさんの出会いとご縁に恵まれました。
本当に心から感謝。

そして、そんな豊かな大自然の中での新しい体験に、少しづつ癒されて
自分と、他人と、そして自然との本来の繋がりを取り戻して
日々の何気ないことに、感謝と喜びを感じられるようになった。

ヨーガ本来の教えである、「繋がり」を重視して、自分自身や他人、自然と繋がる心を開くことは「自分らしさ」を想い出すキッカケになる。それは頭で考えるのではなく、身体で、心で、感じて、ありのままの自分の全てを認めて、受け入れて、愛すこと。

「自分らしく生きる」ことはとてもシンプルで、とても素晴しいこと。
それは、ヨーガがわたしに教えてくれた、自由に豊かに生きるための貴重な知恵。

そして、日本の島々の大自然や離島に住むクリエイティブな人たちからは、自然の摂理に沿った豊かな暮らし方や生き方（ミニマリズム、オーガニック、スローライフ）についても、たくさん学ばせてもらった。

一度立ち止まって、自分と正面からしっかり向き合うため、
本当に大切なことは何か考える、本来の自分に戻るための、
きっかけを与えてくれた、コロナとburnoutの経験に、今は感謝してる。
全ての経験が、わたしを強く、豊かにしてくれるんだよね。

ヨーガを通して、わたし自身の内側、こころの変化から、わたしの生きる世界は大きく変わったから。今度は、わたしがヨーガのギフトをみんなにお返しする番なんだと思うんだ。

自分の内側と目の前の世界から、平和は広がると信じて。

ヨーガの教えや自然と繋がった日々の暮らしを通して、本来の自分に戻ること。
ヨーガを日常に無理なく生かして、ありのままの自分を大好きになること。
前向きに自分らしく生きること。

それが、どれだけ心の調和を整え、豊かに生きることにつながるのか。
それを伝えて、広げていきたい。

より多くの人が、ありのままの自分らしく、もっと自由に、
調和のとれた、心から幸せで豊かな暮らしを生きられますように。

私たち一人ひとりが、自分自身に優しく、自然体で在ること、
本来の自分が居心地の良いこと・もの・ひと・場所・在り方を選んで生きることは、
ただそれだけで、
目の前の世界や周りの人、
世界の裏側にいる人たちへの愛と優しさ、豊かさと生きやすさ、
そして日本の、地球の調和と平和に繋がるから。

だから、あなたも一緒に、
まずは自分の内側と目の前の世界から整えて、
世界を変えていきませんか❤︎