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Design Week Kyoto 2019 開幕!「ドローン仏」も拝んできました!

Design Week Kyoto 2019オープニングパーティーに行ってきました!
「ドローン仏」なるものも拝んできたのでレポートしますw

Design Week Kyoto(DWK)とは?

普段は入れないものづくりの工房が1週間限定でオープンされ、見学・交流することができます。
新たなアイディアやコラボレーションが生まれ、京都がよりクリエイティブなまちになっていくきっかけとしての企画です。
2019年は2/17〜24に開催です。

今年で4回目の開催。
私もこれまでチミチミと見学させてもらったりしていたのですが、今年はなんと!

マップを描かせていただきました!

公式ガイドブックに掲載されているほか、オンラインマップstrolyでもご覧いただけます。

そんなご縁もあり、今年はオープニングパーティーにも参加させていただきました。
パーティーでは、企画趣旨の説明から、参加工房のみなさまのご紹介のほか、前回までの開催で生まれた成果も発表されました。

これぞイノベーション!「ドローン仏」を体感!

大きな成果として紹介されたのが、「ドローン仏」w

ドローンに仏様が乗って飛び回るという代物w

思わず草生やしてしまいますが、ただのキワモノではありませんでした。

仏教表現の業界では古来より、阿弥陀様が雲に乗って迎えにくることの表現が工夫されてきました。
1000年前には、壁の上の方に阿弥陀様の絵を貼ることで表現されたことがあるそうです。
でも、1000年も経ったのにあまり進歩していないという気づきから、最新技術を使ってアップデートされたということでした。

前回のDWKを機に出会ったという、仏像を彫刻をされている三浦仏像さん(下写真中央)と、技術開発支援をされているキャステムさん(下写真右)。

仏像彫刻の仕事で3Dスキャンを用いるなど様々に協力をされてきた中で、ドローン仏も生まれました。

ドローンの耐荷重は20gと少なく、中を空洞にするなど軽量化の工夫が必要です。
(だから3頭身なのか…)
手作業で彫刻すると数日かかる作業が、3Dプリンタで作れば数時間に短縮でき、何度も試行して安定飛行が実現できたそうです。

さらに、阿弥陀様は「雲」に乗ってくるということで、ドローン本体にはモコモコがあしらわれています。
モコモコの正体は、DWKで出会った京ふとんの北川商店さんが扱う「真綿」(木綿ではなくシルク)です。
シルクである「真綿」は木綿より軽く、ドローンへの負担を抑えられます。
木綿であれば4g相当のボリュームが、「真綿」であれば1gほどで済むのだとか。

キワモノかと思いきや、仏教表現のアップデートであり、ドローンという最新技術で叶った、さらに真綿という素材の特性が活かされているということでした。
それぞれの分野の本質を垣間見る機会になりましたし、興味も湧きました。

クラフトソンの成果発表も!クラファンやるそうです

昨年夏にはDWK企画の一環でハッカソンのクラフト版、クラフトソンが開催され、その成果発表もされました。
丹後ちりめんを活用したプロダクトのアイディアが出され、クラウドファンディングを活用して商品化されるとのことです。
クラファンが始まったら買いたいものもありました。またその時にご紹介しますね。

DWK2019本日より1週間!ぜひ巡ってみてください!

他にも様々な業種の工房がオープンになります。面白そうです。

PR動画もめちゃカッコイイのでぜひご覧ください。

普段は見られないところが多いですので、この機会にぜひ!
マップもぜひご活用くださいね!

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