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【夢を追え】

夢を追うことに早いも遅いもない。
野球をやっているならばプロ野球選手もしくは
メジャーリーガーに誰もが憧れる。

そこを
"目指さなければいけない"
わけではないが
"目指しても良い"
とは常々思っている。

これは野球に限らずどんな分野においても思う。

夢を目指せる環境や思考を子供たちへ

と思い今年の1月から中学生に野球を教え始めたが、そう思った経緯の話です。


自分が夢を諦めたのはいつか

高校1年生の秋から主将を務め、高校3年生の夏に
甲子園初出場を果たした。
けれど【プロ野球選手】なんて考えてもいなかった。

昔から目指していなかったわけではない。
小学生の頃の将来の夢は卒業文集には
【プロ野球選手】
と書いている。

少なくとも小学生の時は夢を目指していたようだ。

では中学生の時はどうだろうか。
中学3年生の春に東日本大震災を見て
将来は消防士になって人を助けたい!
と思いそこから消防士を目指し始めたのだが

もしかすると心のどこかで中学生の自分は
「プロ野球選手なんて夢のまた夢だ」
って心のどこかでは思ってたのかもしれない。

となると夢を諦めたのは中学時代ということになる。


諦めた理由とは

中学時代は決して野球が上手かったわけではない。
中学1年の新人戦では11人しかいないチームで
唯一1試合もスタメンに名前が載らなかった控え選手。

野球が好きだから必死に練習し、中学2年では
なんとかレギュラーを獲得していた。
とはいっても下位打線でぎりぎりだ。

中学3年時には主将で打順は主に3番打者。
それなりにチームの主軸にはなっていた。

チームの主軸となり、試合で活躍することも
増えてきたはずなのに
将来の夢は変更されていた。

なぜ??

もしかすると1,2年生の頃は下手くそ過ぎて
勝手にこんなんじゃプロは無理だと
自分で決めつけていたのかもしれない。

周りにはもっと上手な選手がいて
きっとそんな選手がプロにいくのだと
思っていた気がする。


諦めるタイミング

実際中学生の段階でプロ野球選手を
諦めてしまうのはどうだろうか。

別に悪いことではないとは思う。
でも早すぎるとは今になって思う。

なぜかとういうと

プロ野球選手になる人みんな
小学生の頃からスター選手で
それからずっとチームの中心選手
となるような人ばかりではないからだ

中学生から野球を始めたような人もいれば
高校生までは控え選手だった人もいる

そんな選手達を大人になった今知ったからこそ

中学生の段階で諦めてしまうのは自分でも
"早すぎた"
と思っている。


夢を追ってほしい理由

とことん夢を追ってほしいと思う理由は
大きく2つある。

一つ目は

"一芸は万芸に通ずる"

こんなことわざがあるからだ。
意味としては
「一芸を極めたものは、他の分野にも
通じる道理を心得ている」

その通りだと思う。
一つの物事を極められたとしたら
極め方はどんな物事も本質的には
同じだと思う。

仮に野球を辞めて仕事をするとしても
一度野球を極めるために努力したのなら

会社に求められているものや
自分の仕事での目標に対して
今の自分の現在地を把握し、足りない知識や
技術を補っていき活躍する。

ということはできると思う。
だからこそ
【野球】という種目を一度限界まで
極めてほしいと思う。

もう一つの理由は

人がいつどの段階で花開くかなんて
誰にも知りえないからだ。

よく聞く言葉ではあるが

「過去は変えられないが未来は変えることができる」

本当にその通りだと思う。

だからこそ子供達には納得がいくまで
夢を追ってほしい。

将来自分のように
「諦めるの早かったかな」
「もっとできたかもしれないな」
なんて思いをしないでほしい。

小学や中学では控えや下手くそでも関係ない。
"絶対にプロにはなれない"
なんてことはない。

この二つがあるからこそ子供達には
夢を描きその夢を追って努力をしてほしい。

その手助けをしたいからこそ
コーチという形で野球に携わることにした。

夢の果てとは

夢を追い続けた結果
夢を叶えた人もいれば
叶えられなかった人もいるだろう

実際自分は今の現状も納得している

消防士を目指す前は理学療法士などの仕事にも
興味を示していた記憶がある。

となると夢を諦めたからこそ
【理学療法士】や【消防士】
という新たな夢が出てきたのかもしれない。

その消防士という夢を叶えることもできたし
今は新たな夢がある

叶えれば叶えたで新たな夢は出てくると思うし
叶わなくても新たな夢は出てくるのだ。

ただどの夢も

"全力で追う"

に越したことはないと思う。

どうなるかわからないけれど

自分が選んだ道を正解にすればよい。

すごい人は大体こんな思考をしてると思う。

知らんけど。





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