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なんだか、どうしたことか、とにかく、無性に、”今”を大切にしようと思ったのだ。

特段何かあった訳じゃないが、人生にとって大事な節目になりそうな心境の変化だと思ったので、書き残しておこうと思う。

ここ2年ほどリモートワークが定番になり、通勤がほとんど無くなった分、仕事前に5キロ程度のジョギングをするようになった。もともと走るのは大好きで、ランナーズハイの原料であるベータエンドルフィンも分泌されてるようで、最近は走らないと気持ち悪くなってきた。

先日も晴天の空の下、早朝から走っていたら、ふと「ああ、これは何か大事な気持ちが湧き上がってきたな〜」という気分になった。普段そんなことはないんだが、その時は何故だか何か悟ったように思った。そしてその時の気持ちを忘れないように、その日のうちにTWITTERに投稿しておいた。

その時のTWITTER投稿がこれだ。


なんだか、どうしたことか、とにかく、無性に、”今”を大切にしようと思ったのだ。

僕は20-30代の時は「やる気の塊」みたいな感じで行動力に溢れていた。目標を定めて最短距離で突進していくようなタイプだった。それが年と共にやる気のレベルが落ちてきて何か新しいことをやるのに昔よりもパワーが必要になってきた。体感的には昔の50%ぐらいのエネルギーレベル。

ただ、それは生物的に自然なことと受け入れてメンタルの安定優先で活動しようと思った。鞭打って頑張ったとしても、短距離はいけても人生100年時代はとても乗り切れない。”自然体”でいくべき年齢に到達しつつあるんじゃないかとも思った。

そしてもう一つの大きな理由として、最近時間が過ぎるのがとにかく速い!リモートワークでほとんどがWEB会議で移動が少ないことも影響しているかもしれないが、1週間がとにかく早くて、何をしていたのかよく思い出せない。3日前の夕食とか思い出すのはほとんど無理。それぐらい頭の中では変化が少ないんだと思う。

そんなこんなで、シンプルに”やばい”と思った。このままいくと(体感速度的には)すぐ死ぬ。もっと”今”という時間をしっかり意識しながら、まさに”噛み締めて”過ごさないとあっという間に人生が終わってしまうと真剣に思った。テレビを見ながらご飯を食べたらあんまり味が分からないのと一緒だ。

そうなると”未来”の目標のためだけに今の時間を使う余裕はないし、”過去”を後悔している時間もない。一番大事なのは今目の前で起こっていることに集中して、その出来事をしっかり味わうのだ!

なんてことをジョギングしながらふと強烈に思ったアラフィフの3月20日だった訳だ。あれから「ご飯をよく噛んでゆっくり食べる」とか「子供の横に座って顔をじっくり観察する」とか「会議で目の前の人の言葉をしっかり聴く」とか、とにかくその瞬間の時間を大切にするようにしている。

そうやって目の前にことを意識していると時間が濃く長くなり、結果的に豊かな気持ちになる。もしかすると、これが一番の幸福になる方法かもと思ったりもしている。


一時の気まぐれかもしれないが、振り返ると人生のターニングポイントになるかもしれない、「大きな心境の変化」をここに記すことにする。




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