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正義について考える映画🎞️【法廷遊戯】

          (約900字)


小説家で弁護士の五十嵐律人が司法修習生時代に上梓した小説を原作に描くミステリー。ロースクールの同級生の3人の男女が、実際に起きた殺人事件の真相を模擬裁判として追う中で、彼らの隠された真実が暴かれていく。メガホンを取るのは『桜のような僕の恋人』などの深川栄洋。『真夜中乙女戦争』などの永瀬廉、『市子』などの杉咲花、『スクロール』などの北村匠海のほか、柄本明、生瀬勝久、筒井道隆、大森南朋らが出演している。

セイギ(永瀬廉)、彼の幼なじみの美鈴(杉咲花)、馨(北村匠海)らの通うロースクールでは、「無辜(むこ)ゲーム」と呼ばれる模擬裁判が行われていた。あるときクラスメートに過去の出来事を告発されたセイギは、異議を申し立てるために美鈴を弁護人に指名して模擬裁判に臨む。ロースクール卒業後、セイギは弁護士、馨は法学の研究者になっていたが、ある日、セイギは無辜(むこ)ゲームを再び開くという馨に呼び出されるが、そこで彼が目にしたのは馨の死体と、その隣でナイフを手にした美鈴の姿だった。

上記の解説、あらすじは、インターネットより映画の内容をそのまま載せました。

私がこの映画の記事を書くことにしたのは、
好きな俳優さんたちが出演されているからです。

どうせスキを貰えないだろうと拗ねていましたが、やはり映画は映画館で上映されているうちに観てほしいと思いました。
俳優さんたちの演技、大スクリーンで観る迫力が凄く、圧倒されました。

20文字小説で書いた「無」が、どうしてその言葉を選んだのか、映画を観ないことには分からないでしょう。

自分が尊敬した人を罪人として世間が認知する悲しさや、尊厳を守れない立場の弱い自分の不甲斐なさとか、社会が間違った方向に引っ張られていく嘘の馬鹿さ加減、言った者勝ちの愚かさ、全ての人が理解できる場面を目撃するはずです。

noteではくだらない事を繰り返す人たちがいても、何も変わらない世界が広がっているし、高らかに声を上げる人もどうかとは思うが疑わず、信用も信頼も危ういことは分かっている。

できれば、人を知るために観てほしい映画です。

映画館で涙が止まりませんでした。



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