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自分の仕事、生き方を見つめる(本のはなし3)

一日がばたばたと過ぎていくけど、日々の出来事の中でどんな感情が出てきたか、どんな考えをしたか、ちょっと見つめる時間を持とう。


『マリコ、うまくいくよ』(益田ミリ)は、同じ会社で働いている20代、30代、40代のマリコさんが、それぞれの立場でそれぞれ思ったことをつぶやいてるお話。

マリコさんたちのつぶやきを聞いている途中、何度も本を閉じた。仕事での自分の立ち位置や人間関係、この先の未来、過ぎてきた出来事ごとや思いなんかが頭にぐるぐると浮かんで、何度も自分の世界に入っていった。

マリコさんたちの話に入り、私だったら何を思うかと、その時の状況を思い描いてみた。年代によってこういう考えの人が多い、っていうのはあるだろうけど、やっぱり一人ひとり違う。若くても上司と気兼ねなく話せる人もいるし、年を重ねても会議でうまく発言できないとか、得意な面、苦手な面というのはあって、自分というキャラはやっぱりある。

年を重ねたからと言って、悩みがなくなるわけじゃないって気づく。その時その時で悩みは出てくる。ちょっとは軽く考えられるようになったなぁとは思うけど。

私にとって仕事ってなんだ?私の生き方って?と、この先も考えていくんだろうな。

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