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おかん審神者

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「じじい」(三日月宗近)推しの母が審神者になった話。 還暦を過ぎて『刀剣乱舞』をプレイし始めた母の記録です。
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おかん、審神者になる

ボンチノタミ、ジョーカーです。 わたしの母(62歳)が、先日、審神者になりました。 わたしも妹も刀剣乱舞ユーザーで、ゲームのサービス開始初期からそれなりに長いこと審神者をやっています。 ゲームはもちろん、アニメ、映画、舞台、ミュージカルなど、母もわたしたちと一緒に刀剣乱舞のいろいろなコンテンツにちょっとずつ触れてきました。男士たちの名前や顔も幾人か覚え、推しも見つかりました。 そんなわけでことあるごとに「ゲームやってみたら?」と言っていたのですが、毎回「難しそうだしやめ

おかん、出陣する

ボンチノタミ、ジョーカーです。 前回のあらすじ 母(62歳)、審神者になった。 2日目、6振以上揃ったので部隊を編成し出陣してみようということで、まずは第一部隊を編成。 悩みつつ、編成を決めていきます。 部隊長:蜂須賀虎徹 前田藤四郎、髭切、大和守安定、和泉守兼定、加州清光 この6振を戦場へ送り出すことになりました。 まずは、刀装をつけよう。 「チュートリアルのとき、前田が重傷になったの覚えてる?」 「うん」 「あの状態で次にダメージ受けると折れちゃうのね。で、

おかん、遠征させる

ボンチノタミ、ジョーカーです。 前回のあらすじ 審神者になった母、出陣と内番と演練を覚える。 3日目、仕事から帰ってきて、夕飯時にとうらぶを起動させる母。 「昨日寝る前にした鍛刀、終わってると思うよ。確認した?」 「今朝それは確認した。また左文字の子(宗三左文字)だった」 「朝ログインしてたんかい」 「うん、朝6時に見に行ってきた」 我々姉妹がいないところでも、ちょこちょこ本丸に通っているようです。 よし、じゃあ遠征しよう。 鍛刀や出陣のドロップでそれなりに男士も増

おかん、幸運を呼ぶ

ボンチノタミ、ジョーカーです。 前回のあらすじ 母、審神者として日課をこなせるようになる。 4日目を迎え、朝一と夕飯時に本丸へ足を運ぶことが日課になりつつなる母。 「あっ、審神者の仕事しなきゃ」 と言いつつ、夕飯前にアプリを起動させます。 食事中に遠征させておいて、食事が終わると出陣、演練、内番などの日課をこなします。 もうわたしたちが何も言わなくてもどんどんできるようになっている……。 遠征先も増え、第二部隊のレベルも上がり、30分遠征もできるようになりました。

おかん、大阪城を掘る

ボンチノタミ、ジョーカーです。 前回のあらすじ 母、幸運と出会う。 さて、母の審神者業も1週間ほどが経ち、部隊編成も3部隊まで作れるようになりました。 毎日コツコツと日課をこなしつつ、鍛刀やドロップで戦力も増やしながら、母本丸は着々と成長しています。 徐々に刀剣男士たちとの会話も増えてきました。 最初のころ、畑仕事を嫌がる加州清光に「文句言わない!」と叱っていた母ですが、他の男士たちとも会話するようになってきました。 部隊編成時に獅子王が「隊長がよかった」と言えば

おかん、レシピを回す

ボンチノタミ、ジョーカーです。 前回のあらすじ 母、大阪城を40階まで掘ることに成功。 さて、大阪城イベントと並行して、鍛刀や刀装づくりにも精を出していた母。 わたしの手書きレシピ一覧を見ながら、いろいろ挑戦していたみたいです。 金刀装も増え、遠戦用の刀装もかなり充実してきました。 大阪城イベント10日目くらいのこと。 「槍きたよ!」 コツコツ鍛刀を続けており、初めて槍が顕現したとのこと。 「誰? 御手杵?」 「御手洗い……みたいな名前の子?」 「御手杵だ」

おかん、はじまりのおわり

ボンチノタミ、ジョーカーです。 前回のあらすじ 母、順調に刀剣男士を顕現させ、審神者業にも慣れていく。 母の審神者業もすっかり日常となった今日この頃。 正直、我々姉妹よりも真剣に審神者の仕事に毎日取り組んでいます。 日課をこなし、育成を進め、イベントにもときどき参加して……という、マイペースな審神者ライフ。 11月某日。母が審神者になってちょうど2か月。 この日、ついに母審神者最大の事態が起こります。 この日の深夜、出張帰りで疲れていたわたしは早めに就寝したものの

おかん、江戸城に潜入する

ボンチノタミ、ジョーカーです。 前回のあらすじ 母、ついに念願の三日月宗近を顕現させる。 念願の「じじい」とともに新たな出発を迎えた母、早速、育成に励んでいます。 さて、三日月の顕現から数日後、新たなイベントが開始されました。 江戸城潜入調査イベント開始! 今回は刀剣破壊のないイベントということで、城内用に短刀中心の編成にしつつ、三日月のレベル上げも一緒に進めよう、ということにしたようです。 「鍵が多くもらえるって言うから、物吉くんも連れて行くよ!」 「厚がすご

【番外編】おかん、コラボを楽しむ

ボンチノタミ、ジョーカーです。 前回のあらすじ 母、江戸城潜入を完全に成し遂げる。 さて、我が家は一家揃ってオタク気質の人間なので、とうらぶ以外にもいろいろな作品をみんなで楽しむことが多いです。 母が好きな漫画やドラマ、妹が好きなゲームやアニメ、わたしが好きな漫画や小説……など、それぞれに好きなものがありつつ、それをお互いにおすすめしたり共有したりして楽しく暮らしています。 最近は妹が『呪術廻戦』にどっぷり浸かっているので、みんなで銀だこを食べたりココスやくら寿司へ行

おかん、初めての年末年始

ボンチノタミ、ジョーカーです。 前回のあらすじ 番外編。母、ココスとイオンでコラボを堪能する。 母が審神者になって初めての年末年始。 12月~1月は恒例の色々なイベントがあります。 ・年末年始の連隊戦 ・お正月おみくじ&シール交換(いわゆるパン祭り) ・周年ご挨拶 さらに ・9周年記念配信 ・鍛刀キャンペーン などもありました。 初めての年末年始、母の本丸はどんな様子だったのでしょうか。 初めての連隊戦 刀剣破壊なし、第1~第4部隊を交代で出撃させることができるイ

おかん、池田屋を巡る

ボンチノタミ、ジョーカーです。 前回のあらすじ 母、本丸での初めての年末年始を楽しく過ごす。 正月明け、9周年配信で異去の実装などが話題になっていましたが、母は池田屋攻略中で異去にも行けず、レベルが90を越えた男士たちを修行に出すこともできないままいつものように審神者業をコツコツと進めておりました。 新しく本丸にやって来た男士たちを育成しながら、池田屋を巡りつつ、近侍を変えてログイン時の跪坐を楽しむ毎日。 もちろん、豆まきもしています。楽しいね。 「そんで、池田屋ど

おかん、馬九行久(うまくいく)

ボンチノタミ、ジョーカーです。 前回のあらすじ 母、最初の難関・池田屋をクリアする。 修行に出たい男士たちからの挨拶もひととおり終えた母。 そろそろ修行に出すタイミングかな……? ゲーム内イベントは特命調査復刻・文久土佐藩。 前回の特命調査復刻・慶応甲府の際にはまだまだ力不足でしたが、今回はコツコツと進めることができ、無事にボスまで到達しました。 「いっぱい罠仕掛けた」 と母。楽しんでました。うまくいってよかった。 花丸アニメで見た肥前くんと南海先生を仲間に迎え、新

おかん、ちよこを食べ尽くす

ボンチノタミ、ジョーカーです。 前回のあらすじ 母、アニメイトでフェアを堪能する。 刀剣乱舞の2月イベントといえば豆まきですが、今年は新イベントが実装されました。 まさかのバレンタインイベント! ちよこ大作戦! 母はもちろんのこと、わたしも初めてです。 今回は刀剣破壊なし、報酬で最大4振を入手できる上にパネルミッションクリアで毎回ランダムで刀剣男士を入手できるというめちゃくちゃ美味しいイベント……! 母がはりきらないはずもなく、最終的には残り1週間ほどを残して報

おかん、極める

ボンチノタミ、ジョーカーです。 前回のあらすじ 母、ちよこ大作戦で新刀剣男士をお迎えしまくる。 ちよこ大作戦も残すところあと1週間ほどとなったころ、ついに厚藤四郎と小夜左文字がレベル99になりました。 「修業に出そうと思う」 「誰からいくの?」 「小夜」 というわけで、母本丸の初修行は小夜左文字となりました。 修行開始時の様子。 お見送りの近侍は(もちろん)じじいでした。 これから3日間、お手紙が届きます。 4日後には修行を終えた小夜が帰ってきます。 その間も母