【TRPG】『Call the Name of Your Fate.』【CoC】
ボンチノタミ、ジョーカーです。
人生2度目のTRPGオンラインセッションしてきました。
初めてのときの話はこちら。
『村ホラーRTA』でした。以下の記事にはネタバレはありません。
さて、今回もKPらぎーさんのお誘いで参加させていただきました。
PLはわたし・JOKER★と、Twitterでも長い付き合いのフォロワー、しいねちゃん。
バディもの、ということで今回はふたりとも職業は刑事、ちょっと凸凹なバディで挑みました!
※途中まではネタバレありません。
※後半、ネタバレ部分の前に注意書きをしております。
『Call the Name of Your Fate.』概要
今回のシナリオはこんな感じ。
こんな関係性のAとBのバディ、嫌いなわけないね。
このシナリオを探してきてくれたらぎーさん、天才か。
最高の性癖シナリオですね。ありがとうございます。
探索者
今回はバディ指定ということで、事前にふたりで話し合って刑事バディにしました。
今回もらぎーさんに立ち会っていただき3人で『いあきゃら』でキャラクター作成をおこなったのですが、とにかく相棒の能力値が全体的に高い!
特にSTRとEDUが最高値でSIZ15という、インテリマッチョみたいな刑事が完成しました。
こちらはSTR7、SIZ9という弱そうな刑事に。ただしPOWは高いので、SAN値は相棒に余裕で勝てました。それ以外は大体普通。
今回もアイコン作成はピクルーを使用したのですが、せっかくなのでバディが並んだ立ち絵も描きました。
尾城は色白で小柄で体力もあまりないため、昔から「おじょうさん」「おじょうちゃん」などと言われからかわれていたんですが、そのおかげで負けず嫌いで何事にもめげない精神力を手に入れました。クール系というか、ツン系の先輩刑事です。
椿くんはアメフトをやっていた超体育会系で、真面目で努力家な後輩刑事です。基本的に頭も良いんですが、挫折知らずのためちょっと打たれ弱かったり。とにかく素直でまっすぐですが、考えなしに突っ込むようなお馬鹿タイプではありません。
椿くんは初対面で尾城のことを「おじょうさん」と呼んで地雷を踏んでブチギレられるも、その後もそのまま呼び続けて慕っているという超光属性後輩キャラ。尾城もなんだかんだと彼を信頼しています。
そんなふたりで挑戦した今回のシナリオ。
結果としてはEND-Aで無事生還いたしました。
らぎーさん、しいねちゃん、ありがとうございました!
めっちゃ楽しかった。
以下、ネタバレありの記録と雑感
ネタバレありです!気を付けてください。
※『Call the Name of Your Fate.』シナリオのネタバレを含みます。
※シナリオ順の感想ではなく雑感を思うままに書いています。
今回のシナリオの作者さんの性癖『追われているAが高所に追い詰められたとき下方から信頼するBに「こい!」と両腕を広げられ躊躇いなく笑顔で飛び降りる(なおBは問題なくAを受け止め勢いを殺すためくるりと回ったあと軽口を叩き合いながらふたりで逃亡に成功する)』というのがまず概要を読んだ段階から最高だったので、めちゃくちゃ楽しみにしていました。
絶対に最後にこれやって生還してやっからな……!!!
結果的にはEND-Aということで、まさしくこちらのような形でふたり揃って生還することができました。
体格差も筋力差もありまくりなバディでしたので、椿くんは難なく尾城さんを受け止めてくれました。ありがとう。
森の中の道をカーチェイスしているシーンで始まるんですが、後ろからガンガン銃で撃たれる中、初っ端の聞き耳をふたりで失敗して何の情報も得られないまま緊迫した状況に放り出されました。
聞き耳70と80でなんでふたり揃って失敗すんの?
今回は運転技能持ちの尾城が運転、椿は助手席で火炎瓶つくったりナビゲートしたり呪文唱えたりする役目だったんですが、炎チェイスのシーンで大して高くもない能力値で椿がきっちりナビゲートしてくれる中、運転任せろ! と言いつつ盛大にミスる尾城、かと思えば椿がナビゲートに大失敗したにも関わらずここぞという場面で超絶ドラテクを発揮する尾城、というなんだかんだ良いバランスで体力ギリギリの中でも生き残ることができました。
他にも探索でことごとく目星も図書館も失敗し続ける尾城、さらっと成功させてくれる椿。
尾城、ファンブルして情報得られないどころか部屋の中の観葉植物につまづいて転ぶ始末。
「おじょうさん見えないんですか」「誰が老眼だ」「言ってないです」のやり取りをしながら、本当に椿くんには助けてもらいました。ありがとう。あと見つけたもの全部持たせてごめん。だってほら、俺、なんてったってSTR7でSIZ9だし。それに運転しなきゃいけないからね。
でも、ここぞというときはちゃんと成功させたからね! お互い本当にカバーし合っていて、そこはすごくバディっぽくてよかったな。
SANチェックは、やはり尾城が強かったです。
全部成功したんじゃないかな。おかげで1しか減らなかったしクリア報酬でSAN値増えましたからね。やった。
椿くんは地味に失敗してビビり続けていました。が、ビビりのくせに「俺確認してきます」とか「俺が行きます」みたいな、大胆な行動も取ってくれるので非常に助かりました。
「なんですかあれ~気持ち悪い~」「女から触手が生えることもあるだろ」「ないですよ! なんですかあれ!」のときと「知らない男が乗ってます! 怖い!」からの「こいつに話聞いてみます!」「お前ビビりのくせに結構大胆だよな」「だって話聞かないとどうにもならないじゃないですか!」のとき、本当に椿くんは素直で真面目でいいやつだなって思ったよ。
あと、きっちり星の精を従属させたあとの「こいつ連れて行きます」もめっちゃ好きだった。連れて行くのかよ! さっきまで気持ち悪いって言ってたじゃん!
「攻撃してこなければ大丈夫」という理論、本当に肝が据わっているというか、好きだわ。
ふたりとも星の精と戦うか逃げるかの選択肢のときに「さっきの本使います!」って揃って迷わず第3の選択肢にいったの、終わったあとにKPに「ふたりとも迷わず呪文選びましたよね」って言われてふたりして「それしかなかった」だったのも笑った。
だって……戦うなら武器が必要だし、逃げても絶対追いつかれるもん……だったらさっき手に入れた本使うしかないっしょ! みたいな、そういう感覚がPLふたりとも合ってるというか、近い感性なんだろうなと感じて面白かったです。
ただ、反面、どこから調べるか? とか、まず何をするか? みたいな部分て、妹とやったときも思ったんですが、自分には思いつかないようなことを言ってくれたりやってくれたりするので、やっぱりそういう部分が面白いなと感じました。
ひとりでは解けなくても、ふたりでいることでわかる、見つかる、できる。
まさしくバディものっぽいそういう展開が結構あって、楽しかったです。熱かったね!
めちゃくちゃ信頼してる相手なのに名前を思い出せない設定も良かったですね。いきなり名前呼べないんかい! でもそういうの好き。
なので、飛び降りるときにようやく名前を思い出して名前を呼んだところ、エモかったです。
「椿、いくぞ。飛ぶぞ!」
「はい!おじょうさん!」
最後、終わったあとの会話も楽しかったですね。
「よく頑張った、お前はやっぱり便利だな」「ありがとうございます!」「……便利って、誉め言葉か?」「はい!」
とか
「そういえば始末書で思い出したけど、この間の事件の報告書は?」「……あー」「あー、じゃない」「署に戻ったらやります!」
とか
「朝飯食べてくか。牛丼おごってやる」「ありがとうございます!」「大盛りはいいけど特盛はだめだからな」「はい!」「……たまごはつけてもいい」「わーい!」
とか。
ふたりでくだらない会話しながら日常に帰っていくことができて本当に良かった……。
ありがとうございました。
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