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大相撲初心者、春場所で推しを見つける

ボンチノタミ、ジョーカーです。

本日、大相撲春場所千秋楽でした。

以前、こちらの記事▼でもちらっと書いたんですが、

今場所は割と真面目に大相撲中継を見ていました。
と言っても、地元山梨出身の竜電関や長野出身の御嶽海関が気になってみていたので幕内の取り組みを中心に見ていただけなのですけれども。

ほぼ毎日見ているうちに、やはりそれなりに推しが見つかるもので、今場所、翔猿関と翠富士関がちょっと気になるようになりました。

いずれも、体が大きいタイプの力士ではなく、どちらかというと小柄で、力よりも技、という感じのイメージを持ち、そこが好きになりました。
残念ながら小結・翔猿関は今場所負け越し、初日から10連勝と快進撃を続けていた翠富士もその後5連敗で千秋楽での優勝争いに絡むことができなかったのですが、おふたりの取り組みは毎日楽しく拝見させていただきました。

こちら、今場所の直接対決となった十日目の取り組みです。

決まり手は「割り出し」でした。
当日の実況席でも、アナウンサー、解説の方ともに「初めて聞いた」という珍しい決まり手です。
もちろんわたしも知りません。いや、そもそもわたしは相撲に詳しくないので、知っている決まり手のほうが少ないんですけれども。
実に11年ぶりの「珍手」なのだとか。はあ~なるほど。わからんけど、すごいな。

相撲に詳しくないわたしでも知っている力士が何人かいるんですが、その中のひとりに、現在は解説などで活躍されている舞の海さんがいます。
舞の海さんも大相撲力士の中では小柄な方で、多くの技を駆使して戦っていた方です。「技のデパート」という呼び方は、わたしでも知っていたくらい、とっても有名な方です。

相撲は、体が大きい・重いというのが大きなアドバンテージになる、力と力のぶつかり合い、というイメージが強かったのですが、こうして実際に大相撲を見てみて、体格や重量はもちろんですが、決してそれだけではなく、様々な駆け引き、技を駆使して戦っているんだなあという感想を持ちました。
めちゃくちゃ面白いじゃんよ……。

今場所の三段目で優勝した東俊隆関も、体重は100キロを切るという小柄な力士です。
今日、優勝決定戦を見ていたのですが、注目したい力士のひとりだなと思いました。
細くて小柄だったけれど、これからどんどん体重増やしていくんだろうなあ。頑張ってください。

本日、春場所千秋楽。
次は5月の夏場所です。
横綱不在、大関も途中から休場、関脇の若隆景関も最終盤で休場……という場所でしたが、来場所はまた元気な姿を見せてくれると嬉しいです。
というか、わたしが大相撲をときどき見るようになってから横綱休場ばかりだったので、そろそろ見たいです。見たい。

あと、大相撲って取り組み以外も面白いんですよね。
こう、いろんな儀式みたいなものがあるじゃないですか。呼び込みだったり土俵入りだったり、弓取り式だったり、いろいろ。
神事としての相撲、いう面もあると思うのですが、ほかのスポーツにはない、古式ゆかしいいろいろな決まりなどが見ていて興味深いなあと思います。

また、取り組みの際に両者の呼吸を合わせる、という点も面白いなあと思います。
行司の合図で始めるのではなく、戦う相手と呼吸を合わせてぶつかっていく、それが開始の合図になる。
てっきり行司の「はっけよい、のこった」の合図が始まりの合図なのかと思っていたので、それも見始めてから初めて知ったことでした。
ときどき「待ったなし」の声がかかってからもタイミングが合わなくて仕切り直したり、そういうのもあるんだなあと知りました。

詳しくなったら、もっと面白く見られるんだろうな、とは思うのですが、とりあえずは「面白い」「楽しい」「好き」の気持ちを大切にしつつ、難しいことはよく考えずに来場所も楽しめたらいいなと思います。

ちなみに、推し力士が増えたといいましたが、いちばんの推しは行司の木村容堂さんです。えっと、三代? で合ってる?
あの方の声がいちばん好きです。


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