過保護だった母~子供の頃の後悔
生後2か月で病気が分かった私
すぐに大きな手術を受けることになった。
結婚6年目にようやく授かったのが私だった。
病気が分かった時、母は毎日泣いていたと祖母から聞いたことがある
「私は一生この子の世話をして生きていく。」そう決意したという母は、
私のことをいつも心配し、過剰なまでの世話を焼く日々を送るようになる。
小学校の頃、担任が変わるたびに母は先生に手紙を書き、必ず渡すようにと私に手紙を預けていた。
中身は見ていないが、「病気のあるこの子に無理をさせないでほしい。この子