【仲良し夫婦サークル】恋の魔法が溶けたあと〜結婚の意味を問う

恋の魔法は3年で溶けるというのは本当だ
付き合ってから結婚まで1年半、旦那は私に対して積極的ですごく一生懸命尽くしてくれた。車で2時間の距離を毎週のように迎えにきてくれ、私が好きなお花見スポットやおしゃれなカフェ、行きたい所にどこでも快く連れてってくれ、私の話もいつも熱心に聞いてくれた。

それが、結婚したらやっぱり変わる。
花見なんて面倒くさい。友達と行ってこいよ
その話って意味あるの?前も聞いたし。
仕事で疲れてるんだから、ゆっくりさせて。

基本クールで口数が少ない旦那。
ピンチの時は助けてくれたり、美味しいものを一緒に食べて楽しんだり、時々私好みのプレゼントだってくれる。

愛情がないわけじゃないんだと自分を納得させていた。
確かに、仕事で忙しいのは本当。毎日一緒にいられるのだから。と。
けれど、GW2日目の昨日、いくつものきっかけが積み重なり、私は爆発してしまった。

きっかけはささいなこと
物置部屋のタンスにしまってある着ていない旦那の服。要る要らないを仕分けしてほしい。
旦那も服の存在は認識していて、時間のあるときにやるといっていた。
GWに入ったタイミング、私はお気に入りのゲーム動画を見ている旦那に話をするため、彼の部屋に向かった。
私「ねぇ、タンスの服の仕分け、いつしてくれるの?」
旦那「そのうちにね。」
そのうちっていつ!
私「そのうちなんて、やらないのと同じだよ!時期だけでも教えてよ。」
私がしつこく頼みすぎたのだろう、ゲーム動画を邪魔されて機嫌を損ねた旦那は「うるせぇなぁ。」と舌打ちをした。
私「もういいよ!」
苛ついた私は旦那の部屋をでるが、イライラはおさまらない!
(動画を一度止めて聞いてくれれば、すぐ済む用だし、しつこく聞かなくて済んだのに!なんであんな態度を取るんだろう。)
その日の夕食のメニューは旦那の大好物のハンバーグの予定。だったのだが、正直作る気持ちを削れてしまった。
こんな気持ちで作ってもおいしくできないだろう。
と考えつつも、しつこくし過ぎたのは悪かったかもしれない。それにハンバーグだと思っていて別のメニューがでてきたら、旦那はがっかりするだろう。仲直りのきっかけにもなる。しょうがない。怒りを忘れて作ることにした。
前回新玉ねぎの水分がでて形が崩れてしまったハンバーグ。
今回は意識して水分を飛ばしたおかげできれいな形に仕上がった。
味見をしたがちゃんと美味しくできている。
味噌汁を添えて旦那を呼ぶ
旦那の様子を伺うと、彼が一言
「味噌汁がめっちゃ辛い。」
え?!確かにいつもより色が濃かった。
ハンバーグに気を取られすぎてしまった。
濃い味好きの旦那がいうのだから、きっと大分辛いのだろう。
私「身体に良くないから残していいよ。」
私がいうのに、旦那は辛い辛いといいながら味噌汁を流し込む。
そして肝心のハンバーはただ無言で食べ進め、
最後に「お腹いっぱいだよ。」と苦しそうにお腹をさする。
ハンバーグはいつも沢山食べたい。足りないというから沢山作ったのに。
多いなら残していいの。
肝心の味の感想は?
食後はすぐにスマホをいじりはじめる旦那に我慢できずにいってしまう。
私「ねぇ、なんで何もいってくれないの?おいしくなかった?」
旦那「え、ううん。だって普通だし。」
私「せっかく頑張って作ったのに。前回のように玉ねぎの水分で崩れてしまわないよう、大分気を使ったんだけど。」
旦那「そうなの?前回崩れてたのも忘れてた。」
旦那「しいていうなら、ソース足りない部分あったからもっとつけてほしかったな。」
ソースだって旦那の好きな味になるよう、足りない調味料わざわざ買いに行ったのに。
ソースは十分載せてたし、自分でならして満遍なくつけてほしい。
そもそも言ってほしいのはそこじゃないのに。

伝わらない感にもやもやしながらお風呂に入りダブルベットの寝室に。
旦那はというと、ユーチューブの画面のほうを向いたっきり、私の方など一度も見ない。
そうかと思ったら、眠くなったようでガーガーといびきが聞こえる。

これは、、殺意湧きませんか?苦笑

翌日の今日は私が友達と約束の日
旦那「お土産買ってきてね〜」
私「はあ!今のあなたにそんな気持ちになれる気なんてないでしょ!」
呑気な旦那に対して軽く切れてしまう私。
私「連休に入っても、私のことなんて見もしない。そんなに邪魔にするなら、一人になりたいなら、一人暮らしすれば!」

私「明日地元の友達と遊びにいくなら、連休中そのままずっと実家にいればいいじゃん!」

他にも色々話したが、結局のところ旦那は私や私の話に興味がない。だって自分に関係ない話題だったり、自分が聞いて何か解決したり、役に立つことはできないから。と

この人とは感情のやりとりはできないのだろうか。

私「ねぇ、結婚のメリットってなんだろうね。私も一人でも暮らしていけるし、あなたもむしろ私が居ないほうが煩く言われず自由になっていいんじゃない?」

別に離婚を考えているわけではないが、パートナーに興味がないという旦那に対し半分本気で考え込む。

旦那は普段から買い物の荷物持ちなど物理的なことはしてくれる。たまにだが私の好きそうなプレゼントもくれる。

だけれど、私が欲しいのは言葉であったりスキンシップ、なにより感情のやりとりなのだ。

珈琲次郎さんの今回の企画テーマにどんぴしゃだ。

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