フォローしませんか?
シェア
君にさよならを言ったのは これで何度目だろう。 決してキライになったわけじゃ ないんだ。 こそこそ話して、くすくす笑って。 君とはそーいうのがいい。 どんな時代、国、場所に生まれようとも 間違いなく君のことは探し出せる。 それまでどうか。 小指だけ、つないでいて。
青、ピンク、黄色。 その色合いは形を留めることなく ゆらぎながら、くるくると。 子供の頃に見たシャボンの油膜。 これ以上に綺麗なものを他に知らない。 まばたき呼吸を止めた私を、 きっとまだそこに閉じ込めたまま。 鼻先で弾けて、思わず目をつぶる。 明日は、君に会いたいな。