今や2月22日が「猫の日」であることは誰もが知るところだが
実は世界的にも8月8日に「世界猫の日」が決められていると聞いた。
これは日本人のみならず、猫は世界中の人々に愛されている証であろう。

ペットブームと言われてから久しいが、2023年の犬猫飼育実態調査では
犬が約684万頭、猫が約906万頭飼われていると出ていた。
圧倒的に猫の方が多いのは犬に比べて飼い易いからだろうか。
猫カフェや猫の譲渡会、保護猫活動など猫に関する話題を
見聞きすることも多くなった。

しかしコロナ禍でペットを飼う人が増えたものの、ここに来て手放す人や
新規に飼う人が減少傾向にあるとも言われている。
人間の都合でペットを飼ったり手放したりするのはもっての他で
飼うなら家族として最後まで責任を持って飼いたいものだ。
そして殺処分される不幸なペットを無くさなければならない。

ところで猫を飼う場合にかかる生涯コストが約200～300万円という
アンケート調査も発表されていて、その費用の半分以上が食費と
医療費だそうである。
私も子供の時から猫は飼っていたがコストがかかるとは
誰も考えていなかっただろう。
食事は「ねこまんま」に代表されるように鰹節や残り物をご飯にかけて
与えていたし、今のような動物病院はなく病気になれば家で様子を見ているしかなかった。
当時の獣医さんはたぶん家畜専門だったように思う。
もちろんワクチンを打つことも避妊手術や去勢手術を受けさせることも
なかった。
だから平均寿命は5～６歳ぐらいだったかも知れない。
我が家の猫たちも今ならもっと長生きさせてあげられたのに
残念だ。

ところで今日はBSテレ東が「オールねこ感謝祭」を19:00～22:00頃まで
オンエアするので楽しみである。　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イラスト（色鉛筆・貼り絵）