mimi / イラストと共に。。
子供の頃のチョッピリ切ない思い出などなど。。
神戸から東京に移り住んで、言葉や文化の違いに戸惑ったことを綴っています。
404美術館に投稿した作品です。 画像サイズの調節が上手くいかない作品は、記事内で再度アップしています。
わずか二泊三日の旅でしたが、二度と帰ることはないと諦めていた神戸に思いがけないチャンス到来で帰ることができました。
テレビでの笑い話だが、関西弁の「ええよ」は Yes か No か分からないと 話していた。 確かに「これ食べる?」と聞いた時「ええよ」と真ん中にアクセントがくれば「食べない」であり、「ええよ」と前の二音にアクセントがくれば 「食べる」という意味である。 もちろん会話全体の流れや答える人の表情も見て判断すると思うが 我々は一々 Yes か No か考えたことはない。 瞬時にどちらか分かるからだ。 だが関西圏以外の人には難しいのかもしれない。 ただ一緒に観ていた息子が一言「僕は
4月になってスギ花粉もやっと終わりに近づいたが、次はヒノキの花粉が 飛散し始めたようだ。 スギはだめでもヒノキは大丈夫という人もいるのに、私はまだまだ油断ができない。 聞くところによると花粉症は人間だけではなく、犬や猫など動物にも発症するそうだ。 インターネット調査で「動物の花粉症を知っているか」と尋ねると およそ半数の人が知らないと答えた。 また「今年ペットにアレルギー症状がでたか」と聞くと 「出ていない」が約75%「わからない」が15%であった。 意外と自分のペットが花
すでに知っている人も居ると思うが、毎日新聞の海外コラム欄で 摩訶不思議な記事を読んだのでここに紹介しょう。 念のため昨日のエイプリルフールの話でないこともことわっておく。 スコットランドの森に「オーバートゥーン橋」という橋があるそうだが そこを犬が通ると突然15m下の川に飛び降りてしまうというのだ。 しかも川に飛び降りれば岩だらけの谷底で殆どの犬は助からない。 それで英国では「犬が自殺する橋」として有名になっているらしい。 1950年代に犬の飛び込みが報告されて以降少なくと
アクリル画(ミニチュア 6x9cm) 今日3月27日に全国各地の桜開花予想が発表されたが、同時にこの日が 「桜の日」だとも言っていた。 近頃やたら○○の日というのが増えたので、またかと思えば 30年も前に財団法人日本さくらの会が定めたそうだ。 何でも「咲く3×9=27」の語呂合わせらしいが、こちらは分かったような 分からないようなビミョーな説明である。 それにしても今年はコロナの制限もなくなり、以前にも増して賑やかな お花見シーズンになりそうだ
新聞を読んでいて「ダサピンク」という奇妙な言葉を目にした。 3月8日の国際女性デーに因んだ記事に書いてあったが、ネットでは かなり前から使われていたらしい。 それは女性向けにデザインされた携帯電話や電化製品などに使われる 安っぽいピンクを指しているそうだ。 つまり「女性は可愛いピンクが好き」という固定観念で造られた商品に 使われるピンクはダサいというわけである。 ランドセルに代表されるように昔から女の子は赤、男の子は黒と 当然のように思われていた。 しかし今日、多様性が重視
三月三日と言えばもちろん雛祭りだが、地域によっては旧暦の三月三日 すなわち現在の四月三日に行う所もある。 それは主に農作業が関係しているようで新暦の三月三日では農繁期に 当たるため一か月ずらした旧暦を採用していると聞いた。 しかし私の遠い記憶では神戸でも雛祭りは四月三日だったように思う。 農作業とはまるで関係のない港街、国際都市の神戸がなぜ旧暦で 祝っていたのか不思議である。 以前書いたように雛祭りなど縁がなかった私の記憶違いかとも思ったが 確か祖母が「三月三日はまだ寒くて
猫に因んだ話題をもう一つ。。 2024/3/1~31 京都 真如堂大涅槃図特別公開が行われる。 これは亡くなったお釈迦様の元に駆けつけた弟子や動物たちの 悲しむ様子を描いた涅槃図(ネハンズ)の一般公開である。 涅槃図には100種類以上の動物が描かれているが、残念ながら通常そこには 猫の姿がないのだ。 理由はお釈迦様の薬を取りに行くネズミの邪魔をした猫が、今度はネズミに 嫌がらせをされて、お釈迦様の入滅に間に合わなかったとされている。 しかし真如堂の涅槃図には、しっかり猫が
今や2月22日が「猫の日」であることは誰もが知るところだが 実は世界的にも8月8日に「世界猫の日」が決められていると聞いた。 これは日本人のみならず、猫は世界中の人々に愛されている証であろう。 ペットブームと言われてから久しいが、2023年の犬猫飼育実態調査では 犬が約684万頭、猫が約906万頭飼われていると出ていた。 圧倒的に猫の方が多いのは犬に比べて飼い易いからだろうか。 猫カフェや猫の譲渡会、保護猫活動など猫に関する話題を 見聞きすることも多くなった。 しかしコロ
明日は早くもバレンタインデー。 二年前のホワイトデーの記事にも同じようなことを書いたが今年は メディアでもバレンタインの否定的な意見が多く見受けられる。 アンケート調査によると女性の8割が職場で義理チョコを渡したくないと 答え、男性も6割が貰って嬉しくないと回答したそうだ。 義理チョコも当初は面白がっていたふしもあったが 「義務チョコ」と揶揄されるようになれば、もうおしまいだろう。 数年前にベルギーの高級チョコレートメーカー「ゴディバ」が 「義理チョコはやめよう」と上から
まだまだ寒さの真っ只中だがそれでも今日は立春 「暦の上」とは言え、やはりホッとする。 そしてこの時期になると決まって浮かんでくるのが 高校で習った短歌二首。 もう何十年と経つのに何故か今も頭にこびりついて離れない。 袖ひちて結びし水のこほれるを春立つけふの風やとくらむ ( 古今和歌集 紀貫之 ) 「夏に袖を濡らしてすくった水が冬に凍り、それを今日の立春の風が溶かしているだろう」と季節の移り変わりを詠んでいる。 いわばしる垂
このところ大阪.関西万博に巨額な費用が掛かりすぎると問題になっている。 昨年12月の発表では万博会場建設費が2350億円、運営費が1160億円と どんどん膨らんで当初の試算の倍近くになってしまったようだ。 中でも会場をぐるりと取り囲むリングと呼ばれる大屋根は350億円の 建設費が見込まれ「税金の無駄使い」と批判の的になっている。 だがそれ以前に私は万博の話しが持ち上がった時 「え?なぜ今また万博を?」と怪訝に思った。 それは元都知事の石原さんが二度目の東京オリンピック誘致に
昨年も同じような記事を読んだ覚えがあるが、今年もまた新聞によると 除夜の鐘を取り止めるお寺が増えたとのこと。 「うるさい」と近隣住民から寄せられる苦情が原因で、お寺の器物などに 放火する嫌がらせもあったという。 何とも世知辛い世の中ではないか。 我が家のすぐ近くにもお寺があり、毎年除夜の鐘は聞こえてくるが 決してうるさいと言うほどのものではない。 むしろ家のテレビの音や話し声にかき消されて、時たま「あ、鳴ってる!」と耳を澄ますぐらいなのだ。 そしてその時だけはチョッぴり厳
クリスマスシーズンになると果物売り場は真っ赤なイチゴで満杯である。 人気のシャインマスカットもこの時期ばかりは王座を譲っているようだ。 イチゴには様々な種類があるが、中でも一番たくさん売られているのは 「とちおとめ」であろう。 いちご王国・杤木の生産量の80%以上を「とちおとめ」が占めている。 しかし今後は「とちおとめ」の生産を減らして「とちあいか」が主流になると言う。 「とちあいか」は新しく開発された品種で、切ると断面がハート型になるそうだ。 味も「とちおとめ」より
今年はいつまでも暖かかったが、そろそろおでんの美味しい季節になってきた。 おでんと言えば、私は東京に来てから長い間ちくわぶの存在を 知らなかった。 おでん種の一つにちくわぶなるものがあると知ったのは20年も経ってからだろうか。 おでんは家で作るが外で食べることは殆どないし、コンビニのおでんを覗いてもそれらしき物は見かけなかったような気がする。 だから今日まで姿、形、味などその実態は全く分からず、竹輪の形をした お麩なのだろうかと思ったりしていた。 ところが今日ネットでチョ
このところ神宮外苑再開発のため樹木を大量に伐採する計画が問題になっている。 昔から樹には魂が宿ると言うが、100年以上生きてきた樹々を人間の都合でいとも簡単に斬り倒してしまうのだから反対するのも当然だろう。 神宮外苑ほど大規模ではないが、ここ数年の間にご近所の植え木も次々と 切り倒されている。 越してきたころは活気のあったわが町は今やすっかり高齢化して 二軒三軒と空き家になり、やがて取り壊されていく。 そしてその家の主が丹精こめて育てていた植木や花は跡形もなく 消えてしまっ
10月に入りようやく秋らしくなってきた。 今年は猛暑のせいで彼岸花も開花が遅れ、曼珠沙華祭りが延期になった名所も多かったようだ。 お彼岸と共に咲く彼岸花は何と言っても秋の花の代表格だが 地味ながら秋の七草も趣があり日本人として忘れ難い。 しかし秋の七草を全て諳じられるかと言えば、かなり怪しくなってくる。 そこで万葉集、山上憶良の歌に次のような一首があるので紹介しよう。 「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花また藤袴 朝顔の花」 オバナ クズハナ ナデシ