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ドイツ🇩🇪での妊娠と出産/パリ🇫🇷出張中「おなかに赤ちゃんがいます」マークが欲しくなった瞬間

(こちらは妊娠中に書き溜めたものを事後にまとめて放出しています、似たような気持ちや体験を持つ方の何かの役に立てばと…)

妊娠27週目になりましたが、いまだに毎週のように出張を繰り返しています。
今週はスウェーデンのストックホルムに朝7時の飛行機で出発し、1日面談に明け暮れた後、同じ日に夜の飛行機でパリに移動、ホテルに着いたのは23時頃でした。

その翌日はパリで1日ぎっちり面談、翌々日はまた朝から面談をして、お昼過ぎの電車に乗り20時頃ドイツの家に帰って来ました。

ここで思ったことです。

ヨーロッパにも、「お腹に赤ちゃんがいます」キーホルダー、あればいいのに…

27週目後半とはいえ、ジャケットを着ているとあまりお腹が目立ちません。
なので飛行機で手荷物のスーツケースを座席の上の棚に上げる時など、持ち上がらなくてヒイヒイやっているとしばらくして誰かが助けてくれる感じです。

憤慨したのがパリの空港に着いた時のタクシー。
タクシーの運転手がトランクを開けるために運転席から出て来てくれたのに、
トランクを開けて私の横でじっと待っている…

最近タクシー運転手は荷物を乗せなくても良い決まりになったそうなのですが、
小さい女性が自分の横で立っていて、ゴツい男の運転手さんが、何もせずにじーっとそれを見て待っているって…
しかもジェントルマンシップが根付いているはずのフランスで…

挙句の果てには
「スーツケース載せなよ」

さすがにここで
「すみません、私妊娠27週でちょっと持ち上げるのが大変なので手伝っていただけますか?」と言うと、「えっ全然気づかなかった❗️」
と焦って助けてくれる始末。

言わなくても、
さもなくば妊娠してなくても、
あなたにとっては小さいスーツケースひとつ、
ポイっとトランクに入れてくださいよ…

と私がその人のために恥ずかしくなりました。

あのキーホルダーのようなものがヨーロッパに存在すれば…!

翌日も地下鉄に乗る機会が多かったのですが、
まずパリの地下鉄はエスカレーター/エレベーターほぼ皆無、超アンチバリアフリー。
ただこれは周知の事実なので良いのですが、

地下鉄の中で、
折りたたみの椅子があるのですが(椅子を下げると座れるが、地下鉄内が混んでいる時はスペースを作るために椅子を上げてその前に人が立つ)、

その折りたたみ椅子の前に立ち尽くす男性。

ちょっとしんどくなり座りたいな…

と言う時も、もちろん容赦なく立っている人がいるので椅子は使えない。

こんな時に、あのキーホルダーのようなものが存在すれば…!

あ、妊娠中なのですね、お座りください、
みたいな状況が訪れるのに…
揺れる地下鉄の中で倒れないよう頑張って足を踏ん張りながら、悲しくなったのでした。

日本のあのシステム、本当にいいな…

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