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ドイツ生活🇩🇪 体調が悪い時に感性が磨かれる?

前回の記事に書かせていただきましたが、
初めてコロナにかかりました。

コロナでもインフルエンザでもただの風邪でも、
お腹を壊したのでも怪我をしたのでも、
何にせよ、
「体調が悪い」時は、
自分の心と体に余裕が少なく、
普段がはさらっとやり過ごしたり、
我慢して気にならないことがちょっと気になったりします。

体調が悪いと、「感性が磨かれる?」
面白いことに気づいたのでノートしておきたいと思いました。

どういうことかと言うと、
熱があったり、体力がなかったりで、
ふらふらしながら
ギリギリのところで頑張って
日常を生きていると、

身の回りのもので、
自分が本当に気に入っているものや
質が良いもの以外は、
瞬時に判断し、
避けられるようになるのだと気づきました。

特に、身に付けるもので、
ナイロンなど、安いプラスティック由来の素材のものが、
本能的に身に付けたくなくなりました。

パッと手に取ったものでいかにも質が悪いものだと、
そのまま手を離してしまえるぐらいはっきり。
(そんなものを持っておくべきではないと思うのですが、
体調が抜群の時は、チープラの質が悪い素材でも全く気にならないのです・・)

よく「手に取ってときめかないと捨てる」
とこんまりさんが言うような、

また、
自分に本当にしっくりくるもののみを身に付け、
自分の心が本当に好きと思うもののみを選ぶことで、
一般的に幸せを選び取る感度が上がる、
と言われますが、

普段は何も気にせず身に付けていたものが、
体調が悪いと本能的に避けたくなる。

好きなもの、好きでないものを感じる、
感度が上がるのですね。

体調が悪い方が、自分に余裕がないので、
最も自分にしっくりくる、
良いクオリティのものと、
そうでないものを、瞬時に判断し、
取捨選択をする能力が高まるのだと思いました。

また、少し具合が良くなってきたので、
昨晩は本棚の整理をしていたのですが、
ちらっと見ただけで、
本を10冊ぐらい捨てられました。

手に取って表紙を見て、
これいらない、
と言うのが瞬時にわかる。

同じ感じで洋服を捨てるのも簡単でした。

もはや、着るものを全てオーガニックコットンのものにしたい衝動にさえ駆られています。
(それをネットでいちいち探して買うのが流石に面倒なので、そこまで踏み切れてはいませんが・・)

ということで、
体調が悪い時に持ち物の取捨選択をすると
本当に自分にとってしっくりくるもの、
良いもの、とそれ以外がハッキリわかり、
ものすごくさっと意思決定が出来るような気がしました。

問題は、そんな時は体力がないので、
大きな片付けや、
ワードローブの入れ替えが出来ないことですが…

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