話題のエコバッグ「シュパット」をご存じだろうか？
一番の特徴は、持ち手となる紐部分を引っ張るとシュパッとたためること。
なんだそれだけ？と思うだろう。実際は、シュパッと板状にしてから、さらに自分でくるくると丸めて、ボタンで留める必要がある。
普通のエコバックに比べてお値段も超高額！レジカゴにかけられるⅬサイズは、なんと約3000円もする。安売りの大根が30本も買えてしまうのだ。

それなのに2015年に発売されて以来、シリーズ累計出荷数が330万個を突破するほどの人気っぷり。テレビでも多数紹介されている。
あまりの高級品に指をくわえて見ているだけだった私が、ついに、シュパットを買う決意をした。楽天セールで送料込み2000円だったからだ。
柄は選ぶことができず、水玉模様のドット。アラフォーにはちょっと派手だが仕方ない。

いざ使ってみて感じたのは、「なぜもっと早く買わなかったのか！？」ということ。袋詰めの時間が短縮され、買い物のストレスがなくなった。
袋詰めにかかる5分程度の時間が、これから先の人生でかからない。いったい私は何百分、何千分、自由な時間を手にすることができたのだろう。
会計が終わって、今までは下を向いていたが、これからは前を向いて、颯爽と出口に向かうことができる。カ・イ・カ・ン！！

この子を手にいれて私の生き方が変わった。ぜひみんなに使ってほしいと思う。さっそく姉にプレゼントしたら昇天していた。おしゃれな柄もたくさん出ているのでギフトにもおすすめだ。

エコバックはスリーコインズなどでも買えるが、きちんと重さに耐えられるつくりではない。生地がしっかりしていてコンパクトにまとめられるものはそうそう安価では買えないのだ。

余談①：シュパットこそこそ話
シュパットへの詰め込み方で、レジ従業員の性格がだいぶわかるようになった。牛乳を倒して入れていいかわざわざ聞いてくれる人、肉とかをビニール袋に入れてくれる人、くれない人、頭のなかどうなってんの！？ってくらいテトリス並みにきれいに入れてくれる人。ベテランほどスピーディーな分、雑に詰め込む。汚れても丸洗いできるから全然に気にないんだけどね！
今はコロナの影響で、エコバック自体お断りだったりするので要注意。

余談②：おのれがシュパットの術
大量に買うときはシュパットLサイズでは足りなくなるので、エコバックをもうひとつ用意するとよい。従業員が最後のほうに入れようと省いたイチゴやお菓子系を、手持ちのエコバックにシュパット入れてしまえば一件落着。