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【選挙ウォッチャー】 大阪府議選2019・西区レポート。

今日から約10日間にわたって大阪府議選大阪市議選の選挙分析レポートをお届けしながら、大阪維新の会の政治について検証していくことにしました。今、大阪維新の会(日本維新の会)がどんなことをしているのか。せっかくの機会なので、選挙をチェックしながら、大阪維新の会の動向についてもチェックしていきたいと思います。

横倉 廉幸 72 現 大阪維新の会
田島 美和 55 新 自民党
谷口 靖弘 74 新 無所属

大阪府議選の西区の定数は1です。今回は3人が立候補していますが、当選するのはたったの1人。74歳のおじいさんは4年前に市議選に立候補して惨敗しているので、自民党が勝つのか、それとも大阪維新の会が勝つのか。事実上の一騎打ちです。自民党が擁立してきた田島美和さんは、かつて歌手や女優として活躍してきた美人候補です。とても魅力的な美人候補ですが、果たして、大阪維新の会の候補に勝つことができるのでしょうか。


■ 横倉廉幸候補の主張

1985年(昭和60年)に府議会に初当選して以来、今日の今日まで9回連続で当選してきたという大ベテランの大阪府議です。もちろん、議長なども務めてきましたが、府議会の文化振興議員連盟の会長、私立幼稚園振興議連の会長なども務めています。昨年の台風21号の被害は水門設置や防潮堤の嵩上げなどで免れたものの、水門は老朽化が進んでいるし、南海トラフ地震が起こった時には津波が来ると予想されており、新水門の設置をしたいというのが横倉廉幸さんの公約です。大阪維新の会に所属している重鎮ではありますが、あまり都構想については触れていませんでした。


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