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【選挙ウォッチャー】 衆院選2021・新潟1区レポート。

10月19日公示、10月31日投開票で、衆院選が行われました。米山隆一さんが当選した新潟5区については、既に先行してレポートをお届けしておりますが、今回お届けする新潟1区についても、かなり面白いレポートになっているのではないかと思います。なにしろ、この選挙区で2012年と2014年に当選していたのは、あの石崎徹パイセンです。秘書への暴行事件や英語のレッスンで知り合った女性に「1Time50000Yen」で売春を持ちかけた疑惑などが報じられ、自民党を追い出されてしまったので、今回は日本維新の会から再起を図りました。

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西村 智奈美 54 現 立憲民主党
塚田 一郎  57 新 自民党
石崎 徹   37 元 日本維新の会

4年前の衆院選では石崎徹パイセンとの一騎打ちを制し、小選挙区で勝利していた西村智奈美さんに、下関-北九州道路の忖度発言によって、2019年の参院選で負けてしまった塚田一郎さん、自民党を追い出されて日本維新の会から挑む石崎徹さんが挑むことになり、ニヤニヤしながら見守らずにはいられない選挙区になってしまったのでした。


■ 比例・北陸信越ブロック

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今回、北陸信越ブロックは、自民6議席、立憲民主党3議席、日本維新の会1議席、公明党1議席となりました。4年前は自民党が5議席で、共産党が1議席を取れていたので、この4年間でまた構図が変わってしまったと言えます。共産党はどんどん票を取れなくなってきています。その代わりに維新が票を取るようになり、富山県や長野県で地道に活動しているので、関西圏ではありませんが、なかなか強くなっているのです。ちなみに、この夏の参院選でも維新がそこそこ票を伸ばすのではないかという情勢になっていることをお伝えしておきます。


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