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【選挙ウォッチャー】 八王子市長選2023・分析レポート。

 1月14日告示、1月21日投票で、八王子市長選が行われました。
 今年の八王子市長選は、全国から熱い眼差しが注がれました。八王子市は裏金パーティー券問題で揺れる萩生田光一さんの地盤で、萩生田光一さんは統一教会とズブズブだったことも明らかになっているため、今回ばかりは八王子市民が「ええ加減にせぇよ!」を突き付けるのではないかと期待されていたからです。
 とはいえ、八王子市は創価大学があり、とにかく「公明党」が強いところです。なので、ここで自民・公明推薦の候補が落ちるようなことになれば大事件であり、強固な保守地盤にして、壺地盤にして、ナンミョーホーレン地盤なので、革新系の市長が誕生するとは思えない土地ではあるのです。

初宿 和夫 59 新 自民・公明・維新・小池百合子
滝田 泰彦 41 新 立憲・共産・社民・生活ネ
両角 穣  61 新 無所属
服部 貴之 40 新 無所属
鎌田 孝之 58 新 無所属

 選挙の構図としては、自民・公明・維新推薦の初宿和夫さんに、立憲・共産・生活者ネットワークなどが推薦する滝田泰彦さんが熾烈なデッドヒートを繰り広げているところに、無所属で元都民ファーストの会の両角穣さんがどこまで食い込んでいけるのかという情勢でした。
 新聞によっては、滝田泰彦さんがリードしているという情勢もあったようですが、やはり創価学会が幅を利かせていることもあり、初宿和夫さんは弱くないといった感じです。
 服部貴之さんと鎌田孝之さんの「ダブルたかゆき」は、ほとんど泡沫候補だと考えていいのではないかと思います。特に、鎌田孝之さんは選挙ポスターすら貼っていないので、ほとんど知られていないと思います。




■ 八王子市長選・選挙ボード解説動画


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