６月２２日公示、７月１０日投票で、参院選が行われました。
　静岡県選挙区は、定数２に対して８人が立候補しましたが、実質的には自民党と旧民主党系２人による３人の戦いでした。自民党の若林洋平さんは２０１９年の補欠選挙で惜しい戦いを繰り広げ、今回の本選でリベンジを目指しています。旧民主党系は分裂していますが、他にあまり有力な候補が立候補していませんので、どちらかが勝つという感じです。

　今回、平山佐知子さんは無所属で戦い、山崎真之輔さんの方に国民民主党の推薦がついていました。このあたりの力関係は謎です。共産党や参政党は
かなり厳しいになると見られ、ある意味、選挙をやる前から結果が決まってるような選挙ではありました。
　実は、静岡県選挙区を取材しようとしている時に、まさかの文春砲が炸裂し、大激戦となっていた長野県選挙区の松山三四六さんが大変なことになっていたので、急遽、予定を変更して長野に向かったので、こちらは選挙ボードの撮影だけに留まりました。２０２１年の参院補選で、それぞれの候補者がだいたいどんな感じなのかというのは分かっていますので、選挙ボード中心ですが、一人ずつを解説してまいります。

■ 舟橋夢人の主張

　よりによって「ＮＨＫ党」から立候補した舟橋夢人は、３００万円の供託金を党に用意してもらっているので、すべて尊師・立花孝志の言いなりとなっています。もともとは「年金を２倍にする」という公約を実現したくて立候補していますが、尊師・立花孝志の指示で、「ガーシー党」なるものを立ち上げ、比例区で東谷義和を当選させるためのカカシになりました。
　こうしたカカシ作戦の甲斐もあって、投票用紙に「ガーツー」と書いてしまうアホが２８万人もいたことから、東谷義和は当選。しかし、現状はただの税金を無駄に使うだけの名誉毀損オワコンおじさんです。
　舟橋夢人も２枚目の投票用紙には「ガーツー」と書いていなければおかしいですが、若そうに見えて５６歳です。「ガーツー」と書いている人たちの中心層が４０代・５０代の「うだつの上がらないオジサンたち」であることはデータ的にも明らかですが、舟橋夢人を見ても明らかです。

　さて、肝心の東谷義和が、参議院議員になって何か変わったことがあるかと言ったら、何も変わっていません。名誉毀損は続けていますが、何か日本が良くなるための暴露が行われたかと言えば、２３歳の女性YouTuberのキス動画を流出させて活動休止に追い込んだぐらいで、待てど暮らせど、まともな暴露は出てきません。それどころか、１０年前の古い芸能ネタを今さら出してくる始末で、高円寺で飲んでいる芸能ゴシップ通のオジサンの方がよっぽど詳しいと思います。
　詐欺をして海外逃亡中であるため、「逮捕されたくない」という理由で帰国ができず、国会を欠席した際に「なぜ国会をリモートにできないんだ」と暴れて話題になりましたが、全世界が「コロナ禍」に見舞われる中、国会に相当する機関でリモートを通常運用している事例は確認できず、どの国も直接的な議論を重要視していることがわかります。
　国会議員として何一つ仕事をせず、海外で名誉毀損を繰り返すだけのクソに、僕たちの税金が注ぎ込まれ、ＮＨＫ党に３億３３００万円支払われ、尊師・立花孝志がゴルフ三昧していることは、もっと皆さんに知られるべきだと思います。しかも、東谷義和には３億円が支払われる計画で、既に１億３０００万円は支払われたとみられます。しかも、これらはすべて「立花孝志に貸し付けられたお金を、立花孝志が個人的に貸し付けた」という形がとられ、いざとなった時には立花孝志が自己破産すれば良いというシステムになっています。こんな税金を啄むだけのクソ政党に、恥ずかしげもなく加担した責任は、舟橋夢人にもあります。

■ 堀川圭輔の主張

　堀川圭輔は、どっぷりと洗脳されたＮ国信者です。統一教会にどっぷり洗脳されて億単位のお金を貢ぎ、合同結婚式に参加してしまうような人たちとほとんど変わりがなく、尊師・立花孝志を崇拝しています。
　基本的には、ＮＨＫ受信料を問題視していて、立花孝志が正義のヒーローに見えているのですが、「小さな正義があれば何をしても良い」と考えてしまう典型的なアホで、物の善悪の判断はつきません。
　堀川圭輔は、現在４８歳。Ｎ国信者とガーツー信者の支持者の層は見事にカブっており、Ｎ国信者のコア層は「４０代・５０代のうだつの上がらないオジサンたち」です。顔と名前を晒して、全国に自分のバカさ加減をアピールしてしまう黒歴史ぶりで、バカにつける薬がないことからしても、彼らを救うことはできません。ただただ「気持ち悪いなぁ」と思いながら眺めることしかできません。