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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#359)。

 今日も、しっかりと「NHK党」の批判記事を書いてまいります。
 もともとは沖縄統一地方選の選挙レポートを出す計画でしたが、10月9日告示、10月16日投票で、兵庫県の川西市議選が行われており、このタイミングに合わせるかのように、僕の自宅には複数の代引商品が届くようになりました。これまで1年半近くの間、代引商品が届くようなことがありませんでしたが、川西市議選のタイミングで再び送り付けが始まり、注文が単発ではなかったことからするに、中曽千鶴子を応援しているN国信者が取材妨害のために送っている可能性が高いと思います。
 代引商品の送り付けは、頭の悪い奴しかやりません。というのも、こちらにはほとんどダメージがなく、わずか10秒で対応が終わりますが、架空の商品注文を受けたお店は、送料が1000円だとしても、往復で2000円の送料を負担することになるばかりか、今回、注文されている商品がコーヒーであることから、この日のために豆を挽いている可能性があり、場合によっては商品を廃棄しなければならなくなるため、僕ではなく、お店に実害が発生します。僕は証拠写真を撮るので対応に10秒ぐらい時間が取られますが、写真さえ撮らなければ玄関も開けずに「代引は受け取りません」と言えば終わるので1秒ですし、なんなら玄関に「代引は受け取りません」と貼り紙をしておけば1秒も取られません。こちとらN国信者がどれくらいバカかを可視化するために、セールスドライバーに10秒ほどご協力をいただきますが、僕はノーダメージ、巻き込まれた一生懸命働いている商店はテロに遭ったかのような大ダメージ。こうして日本経済をダメにする活動をしているのが、反社会的カルト集団「NHK党」だと言えます。そもそも僕の自宅の住所や名前を勝手に公開しなければ、このような送り付け被害も発生していないのですから。


■ 追加で2件届いた代引商品の公開(1)

4件目の送り付けは長野県のコーヒーショップで、8348円の売上を棒に振った

 今回、送りつけられた代引商品は「コーヒー」で、請求された金額は8348円です。非常に可哀想なことに、お店は1円も売上にならなかったばかりか、送料をダブルで支払わされ、損害が発生しています。こんなに酷い話はありません。
 犯人の正確な動機はわかりませんが、そもそも尊師・立花孝志らが住所などの個人情報をネットにばら撒かず、唐澤Wikiなどに住所が掲載されていなければ、こんな送り付け被害は起こりませんでした。今もこうした反省もなく、先日は勝手に情報を公開し、「プロバイダ責任制限法違反」をやらかしているわけですから、こうした性質から考えても「カルト」としか呼びようがありません。これが「カルト」の手口です。
 非常に可哀想なことに、今回の商品がコーヒーであるため、中身を見ていないのが何とも言えませんが、わざわざコーヒー豆を挽いてお届けしてくれている可能性がありますので、商品を廃棄しなければならない可能性だってあります。お店に与えている損害は非常に大きいです。
 送り付けの犯人は、僕の電話番号を知らないので、荻窪の「ViVi」というメンズエステ店の電話番号を登録しています。これも先日までに届いていた3件の代引商品と同じなので、犯人の変態性が垣間見え、うだつの上がらないN国信者のような男なのでしょう。中曽千鶴子は、一部でカルト的な人気があるため、アホの支持者が川西市を取材させないように代引商品ラッシュを仕掛けている可能性は十分にあります。しかし、こんなことをしても逆効果で、こちらは中曽千鶴子が所属している「NHK党」が、支持者も含めて、いかにカルトであるかを示していくだけです。ちょうどいい宣伝になりました。5日連続で「NHK党」を徹底検証です。


■ 中曽千鶴子の使途等報告書を検証する

10月16日は川西市議選に中曽千鶴子が2期目を目指して立候補してくる

 中曽千鶴子が立候補する川西市議選に合わせるかのように、1年半ぶりに代引商品が次々に届くようになりましたので、中曽千鶴子のNHK党川西支部の使途等報告書を検証したいと思います。まずは、直近の令和3年度分から見てみることにしましょう。

令和3年度のNHK受信料を支払わない方法を教える党川西支部の使途等報告書

 まず、「NHKから国民を守る党本部」から年間120万円の政党交付金が支払われています。収入は4月、7月、10月、12月の4回にわたって各30万円が振り込まれており、120万円の収入に対し、支出も120万円となっていますので、繰り越すお金は0円。つまり、入ってきたお金はすべて使い果たしたというのがNHK党川西支部の使途等報告書になります。

令和3年度のNHK受信料を支払わない方法を教える党川西支部の使途等報告書

 その内訳は、26万円を人件費として使い、41万4475円を事務所費として使っています。そして、政治活動のための組織活動費として52万6625円が使われています。だいたいピッタリと120万円になることはあり得ないでしょうから、領収書などの詳細を開示請求するべきでしょう。
 既に使われているお金であることから、仮に「ポケットないない」があったとしても、議員ではなくなっている人を追及したところで、ただ手続きが面倒臭いだけで実りが少ないです。だから、この開示請求は、間違えて中曽千鶴子が2期目を当選してしまった場合にやりたいと思います。
 ちなみに、中曽千鶴子の「NHK党川西支部」の使途等報告書で、最も酷いのは令和2年度です。改めて、どこがどうヤバいのかをご覧いただきましょう。

令和2年度のNHKから国民を守る党川西支部の使途等報告書

 令和2年はなかなか酷く、この年の参院選で初めて国政政党になり、10月と12月に各65万円ずつ総額130万円が支払われていますが、そのうちの60万円は人件費に使ったことになっていて、残りの70万円は中曽千鶴子個人にに寄付した形になっています。寄付された後のお金がどのように使われているのかは不明で、中曽千鶴子は議員報酬以外にも政党からお金を受け取っていることになります。
 なお、中曽千鶴子には、これらのお金で借金を返した疑惑があります。


■ 政党交付金を使って借金を返した疑惑

 中曽千鶴子には、どこかの「赤から」と思われる店舗で、尊師・立花孝志と会話をする動画が流出しており、おそらく何でも垂れ流すN国信者が中継していたのだと思いますが、このような会話のやり取りがあります。

ネットで出回っている中曽千鶴子と立花孝志が会話をしている動画

中曽:立花党首から、ちゃんと政治活動費をもらってるんでね、ずっと。
立花:あー、10万円か。
中曽:そうですよ。もう私、感謝感謝ですよ。
立花:あー、それはそれはよかったよかった。
中曽:もう。
立花:ねぇ、ちゃんとねぇ。
中曽:だから、立花さんのおかげで母子家庭時代の何十年の借金、全部チャラになりましたんで、本当に(頭を下げる)」

 毎月10万円という政治活動費は、尊師・立花孝志が各支部に10万円ずつ振り込んでいるものと思われます。令和2年度の130万円は、実質的に中曽千鶴子が党に貸したお金が返っているだけなので、120万円になったのは令和3年度以降ということになります。
 しかし、令和3年度以降ということであれば、中曽千鶴子の母子家庭時代の借金返済に充てられているのは不自然であり、政党交付金の支出に何かしらの問題があるということになります。もう一つ考えられる線としては、立花孝志が政党交付金とは別に、10万円の政治活動費を個人的に渡しているということになりますが、それでも政治家が水面下でお金のやり取りをしているのは不自然なので、どちらにしても、目に見えない形で何かが起こっているとしか思えません。やはり中曽千鶴子もまた、お金の流れがクリーンであるとは言い難いものがあります。


■ 「辻元清美を射殺しろ」は上品

ネットで出回っている中曽千鶴子と立花孝志が会話をしている動画

 川西市議の中曽千鶴子が、尊師・立花孝志から支給された月額10万円の政治活動費で母子家庭時代の借金をチャラにしたという話とは別に、このネット上に出回っている動画では、過去に「辻元清美を射殺しろ!」と叫んだ件についても言及されています。
 今年7月の参院選では、安倍晋三元総理が射殺され、大きな社会問題になりましたが、まさにこうした「政治家を射殺する」という行為を、川西市議である政治家が認めるような発言をしています。以下、この動画における中曽千鶴子と尊師・立花孝志の会話を書き起こします。

立花:辻元清美を射殺しろってセットで紹介されていた。
一同:アハハハハハ(爆笑)
中曽:いや、「射殺」の方が上品でしょう。
一同:アハハハハハ(爆笑)

 かつて中曽千鶴子は、デモ行進をしながら「辻元清美を射殺しろ!」と叫んでいました。これだけでなく、「犯罪朝鮮人を射殺したおまわりさんバンザーイ!」とも叫び、参加したヘイト系ネトウヨたちが「バンザーイ!」と復唱しています。
 いくら思想が違うとはいえ、「辻元清美を射殺しろ!」と堂々と言ってのける。しかも、アホの一般人ではなく、川西市議であるというところが「川西市の恥」ではないでしょうか。しかし、世の中には「辻元清美は射殺されるべきだ」とか「朝鮮人は射殺されるべきだ」と言ってしまう重度のネトウヨが一定数存在し、こうした人たちが中曽千鶴子を強烈に支持をして、議席を獲得してしまうという状態になっています。まさに「ガーシー」こと東谷義和が当選したのと同じ戦略が、この川西市議選でも使われて、4年前は議席を獲得してしまっているのです。

「政治家を射殺する」という発想は、この国の民主主義を大きく歪めることになる

 中曽千鶴子の大きな問題点は、政治家を「射殺しろ」と述べた発言について、一切の反省も後悔もなく、むしろ「射殺の方が上品だ」と言ってしまうぐらいに発言を正当化しています。「当時は尖がっていたので、あんなことを言ってしまったよね」とか「今はもうそんなこと言わない」とリアクションしているならともかく、「射殺の方が上品だ」ですから、今も辻元清美さんを射殺するべきだと考えている危険な思想な持ち主で、こんな物の善悪の判断がつかない人間が「現職の川西市議」であり、2期目を目指して立候補しているという構図です。
 中曽千鶴子の言葉が直接的に影響しているかどうかは分かりませんが、いわば政治家がこうした危険な思想にお墨付きを与える発言をしていることはけっして小さな話ではなく、勢いづいたネトウヨが辻元清美さんの事務所を荒らしに行ったり、「朝鮮人は殺すべきだ」という思想がウトロ地区放火事件につながっていると思います。
 こういう人間に「公認」を与えているのが「NHK党」であり、僕が「NHK党」を危険な反社会的カルト集団であると訴えているのは、こういうところにあります。先日の参院選では、同じ過激派ヘイト系ネトウヨの西村斎を堂々と公認しており、全国比例に擁立しています。こうしたことに無批判であり続けた結果が、「ガーシー」こと東谷義和の当選につながっているということも書き添えておきたいと思います。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

ネットで出回っている中曽千鶴子と立花孝志が会話をしている動画

 もともと「NHK党」の候補に投票してはいけないと訴えていますが、特に、このヘイト系ネトウヨである中曽千鶴子に投票することは、人種差別が余計に広がってしまう可能性がありますので、川西市民の皆さんには、何はともあれ、中曽千鶴子には絶対に投票しないようにお願いします。
 なんとなく「拉致被害者を救う」と言っているので、良いことをしているように思うかもしれませんが、実際にやっていることは、北朝鮮の関係者と拉致被害者奪還のための高度な話し合いのような話ではなく、こうやって街に出て「朝鮮人差別」をしているだけです。戦後の混乱の中で日本で暮らすことになった在日の方々に対し、このようなヘイトを撒き散らし、日頃のストレスを解消しているだけで、今日の今日まで具体的な動きは何もありませんでした。雰囲気に騙されることなく、本質を見抜いていただきたいです。

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