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【選挙ウォッチャー】 草加市議選2022・分析レポート。

 10月16日告示、10月23日投票で、埼玉県の草加市議選が行われました。定数28に対して41人が立候補する激戦となりましたが、いろいろと問題の多い結果となってしまいましたので、かなりボリュームのあるレポートになってしまいそうです。
 この選挙における最大の注目は、何と言っても、NHK党に党籍があると考えられる「鬼スベりピエロ」こと河合悠祐が当選するかどうかです。ちなみに、世間一般の注目は、分裂してしまった共産党がどのような結果を迎えるのかだと思います。
 もし「鬼スベりピエロ」こと河合悠祐が当選したら、また顔面を白塗りにして鬼スベりながら、偉そうに調子こくだけで、いざ政治家としては何一つ仕事らしい仕事ができないまま終わるのではないかと思っています。まさに税金の無駄としか言いようがありませんが、それもこれも草加市民の皆さんが自分たちで選んでいることなので、完全に「自業自得」です。

 結論から言うと、今回、「無所属」と言いながらも、実質的にNHK党である河合悠祐が当選してしまいましたので、沖縄市議選、北谷町議選、川西市議選と続いてきた連敗カウンターは「3」で終わり、再びリセットされることになりました。
 僕は河合悠祐が初めて千葉県知事選に立候補してきた時から「こいつはアカン奴や!」と警鐘を鳴らしてきました。しかし、僕の声がちっとも届かないまま、僕が鳴らしてきた警鐘も無視される形で当選したことは、痛恨の極みです。4年間おとなしく一生懸命働くことはないでしょうし、今後もたびたび顔面白塗りで登場し、物議を醸すことになると思います。はっきり申し上げておきますが、NHK党の人間に「まともな大人」は1人もおらず、どいつもこいつも社会不適合者の集まりです。
 ガーシーこと東谷義和があれだけやらかしているのに、いまだNHK党出身の人間が数字を取れるということは、NHK党が反社会的カルト集団であるということが、今もまだ全然伝わっていないということだと思います。


■ NHK党公認候補は落選した

 NHK党は、もともと別の人を擁立する計画だったはずですが、直前に辞退されたようで、急遽、山本貴平が立候補してきました。尊師・立花孝志いわく、データを取るために立候補していると言いますが、そもそも山本貴平が草加市在住であるかどうかは不明です。どのみち落選していますが、居住実態については調べる必要がありました。
 ほとんど活動しておらず、告示日に1人だけポスターを貼っていない程度のやる気の無さ。それでも500票程度は取れていることからしても、今も根強くNHK党を支持している人間がいることを示しています。もはやNHK党というだけで無条件に入れるアホが、供託金が没収されない程度にはいるということが明らかです。

理論値として出していた数字を信じるならば、河合悠祐の当選は予測できたはずである

 今回、山本貴平は501票しか獲得していませんが、河合悠祐は1746票を獲得しており、NHK党が獲得した票の合計は2247票ということになります。河合悠祐は「無所属」として立候補しているため、多少、NHK党の潜在票よりも乗っかっている可能性がありますので、ほぼ理論値の通りに票を獲得できていると考えていいのではないかと思います。
 今日の今日まで「ガーシー」こと東谷義和が一度も国会に出席したことがないのに、たびたびトラブルを起こして話題の「レペゼン地球」のDJ社長が次の衆院選で立候補することを表明した際には、ネット上は大盛り上がりとなり、「絶対に投票する!」というリアクションが多く、「居眠りしているジジィよりは楽しい方がマシ」と考えてしまう、極限レベルのアホがこれまたたくさん現れたことがわかりました。尊師・立花孝志の刑事裁判で高裁でも懲役刑が決まっても、国会に一度も出席しなくても、もはや何をしてもNHK党を支持してしまうぐらいの知性の無さ。物の善悪を正常に判断できないレベルの人たちが、皆さんが想像している以上にたくさんいて、日本がますます滅びようとしていることがわかります。これでも支持されるようであると、もう末期です。


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