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変顔する勇気

Facebookページを見ていて、その会社のイベントでは変顔で集合写真を撮るらしい、ということは判っていました。「変顔する勇気」を持ち合わせていないわたしは、この一点でそのイベントへの参加を躊躇したのだけど、「会ってみたい!」と「内容が今のわたしにドンピシャやん!」が重なっているのに、その機会を掴める環境――有休をとりやすい職場――にいるのに、行かないわけがあろうか(いや、ない)。

行き先は、リベルタ学舎さんの、なりわいづくり講座のプレ講座です。会いたかったのは、リベルタ学舎の代表の湯川カナさん。ドンピシャったのは、講座のサブタイトル「私だからできる、一生ものの仕事づくり、はじめよう」。あーーー、行ってよかった!(noterの熊田美佐さんにお会いするという嬉しいハプニングも♪)

もうここに何度も書いてますが、来年の3月末で、会社を退職します。わたしは、たったひとつの会社の、正社員の、システムエンジニア(しかも社内SE)の働き方しか知りません。来春以降、妻と母をしながらどういう仕事をするか、いかように稼ぐか、の手札が乏しくて、それが転職活動への大きな不安になっています。だから、まずは、手札を増やしたくて。「よし、わたしはこうやって働こう」と、自分で「選択」できるように。

湯川カナさんも、講師の河合義徳さんも、言動の「言」と「動」が近いひと特有の「来れば?」感がありました。来たかったら、おいで。みたいな。「観る阿呆」もつい、「踊る阿呆」側に移りたくなっちゃう雰囲気。これがオーラってやつなんでしょうね。

案の定、やっぱり最後の集合写真で「じゃあ、次はこんな顔(猪木風)で!」と実演付きで変顔のお誘いがありました。2時間前のわたしなら、やらなかった……じゃないな、できなかったと思います。恥ずかしすぎますもん。でも、この2時間で「さらけだす勇気」をいただきましたので。大森ちはる33歳、表情筋の限り、踊る阿呆になりました。

私のまわりの人はみんな、決して人に何かをすすめたりしない。自分が本当にいいと思ったことは「よかったよ、こういうわけで」とは言うけれど、それ以上は絶対ない。

吉本ばなな「日々の考え」

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