詩  ため息

大きなため息ひとつ
吐き出した息は
辛さや寂しさを交えてる

なんにも、
色もない1日は
すべてが空っぽになって
行き交う人達でさえ
憎らしい

思考能力もなくなる

ひとつひとつのアイテムを
つなげて、
決してほどけることのないようにつなげて、
そうしたら
新しい何かが生まれて
ちゃんと
歩いて行けるだろうか

引込思案の心に花が咲いて
笑えるだろうか

ため息ひとつ

そのたびに
心に花を咲かせて





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