chidu

その時その時 感じた事を書いてます 空を見るのが好きです ご連絡はこちらまで juel…

chidu

その時その時 感じた事を書いてます 空を見るのが好きです ご連絡はこちらまで juelyrabbit@yahoo.co.jp

最近の記事

詩  神様の赤い糸

もしも本当に 赤い糸があるのなら 神様は どうして あの人と結びつけたのだろう 神様も ボタンのかけ間違いを そんな失敗を してしまったのだろうか 誰が見ても似合わない だけど あの人はそんな事を こだわったりはしない 愛されることの意味など 必要ない 思いのまま 心が感じるままに 二人寄り添うだけ そばにいれるだけで それだけでいい くるおしく 自分をなくしそうで 誰になにを責められようと この空気の中で すべてが終になろうとも それでもかまわない

    • 詩   いのち

      命というものは 人である以上 誰しもが向き合う でも 自分で決められる人は いない 誰が決めるのだろう また逢おうなんて 逢えるよなんて 薄っぺらい でもそう思わなきゃ やりきれない感情 今日も 明日も 明後日も またその次も 生かされてることの 意味を探しながら 感謝しながら 歩いて行こう その意味がわからなくても いつか わかる日が来ると信じて 歩いて行こう

      • 詩  Tokyoの夜

        こんな日がくるから お酒が強くなったのか テキーラがやける 小さなカウンターで 背中を丸めて一人飲む 話す相手もいない 明日の予定や これから食べる食事の話や 夢を語ることもない こんな日のために あの人と別れたわけじゃない 誰も悪くないはずなのに 死ぬことよりも つらい別れがある 東京の空はせつない あの人を追いかけて たどり着いた場所 東京の夜は とてつもなく悲しくて 孤独で 私を一人ぼっちにさせる そんな 愛すべき街だ 私が愛した あの人の生きる街だ

        • 詩  Tokyo

          すべてを叶えてくれる そんな気がする Tokyo だけど 私の手の届かない Tokyo 恋も仕事も何も 手にいれることができなかった Tokyo 敗れて墜ちて 今では くすんだあの空が あの空だけが 頑張れと 励ましてくれていた 悲しい現実の小舟に ゆらゆら揺れて 夢飛行 定員一名の ゆらゆらゆれる 夢飛行

        詩  神様の赤い糸

          詩 お月さま

          お月さまが輝くのは すべての人たちに 輝きを与えるため 誰一人、別け隔てなく うつ向いて 泣いているばかりじゃ お月さまの光が届かない 辛いときもしんどい時も 顔をあげて 夜空を見上げてみよう きっと お月さまが答えをくれる 私が見てるお月さまも あの人が見てるお月さまも 同じお月さま そんな想いで お月さまにも感謝して 明日も生きていこう あの人と同じ景色の中で せつなく 生きていこう

          詩 お月さま

          詩  私の未来

          桜が散っていく 悲しみも何もかも 思い出さえも連れて行く あの店のあの席で 微笑むあなたの姿が 昨日のことのように 胸をよぎる いつまでも どこまでも ずっと一緒にいれると そう思っていた あなたの息のかかる場所で 笑っていたかった 叶わぬ愛だとも気づかずに はしゃぎすぎた影が 小さくなってしぼんでいく あなたの未来に 重ねることができなかった 私の未来 もうひとつの未来が どこにあるか 今は、わからないけれど 重なる未来を探したい

          詩  私の未来

          詩  思い出の夏

          夏になると思い出す 泣きながら夜道をひとりで歩いた日 帰る場所をなくして 途方もなく歩き続けた あれから 少しは大人になれたけど 胸の奥の痛みだけは消えない あなたに似た人を見かけると 追ってしまう 素敵な人を連れ添っていると 自分の惨めさを思い知らされる 戻れない日々と あなたのいない毎日に ひとりで立ち向かうのは まだまだ過去の亡霊に 縛られたままで もう少し 時間と愛が必要だ

          詩  思い出の夏

          詩   EVERYday

          二人で植えたひまわりが 背高ノッポの花を咲かせた ひとりで見る花は どこか悲しげで あの日交わした約束も果たせないまま 何度夏を越しただろう 春の海に裸足で駈けて 転びそうになって あなたの胸に飛び込んだ 潮の香りとタバコのにおい 今でも覚えてる 焼き付く肌の痛みと 貴方のぬくもりと ちょうどいい温度の中で 私は眠りについた 二度と貴方を忘れないように願いながら ひまわりが咲いて思い出させる あの夏に幸せを置いてきた 二人の EVERYday 後悔の EVERYday

          詩   EVERYday

          詩 忘れられない人

          街で見かけたあの人に似た人を 恋しいと思うのは いけないことだろうか 今でも忘れられない きっとあの人は 新しい人を連れて いつものあの場所へ行くのだろう ひとりで訪ねてみる勇気はなくて 怖くて臆病なまま 薄着になった洋服のように 心も汗かいて前を見ると まだ見ぬ世界があるかもしれない 少しの勇気で 変われるかもしれない 忘れられないあの人を 忘れられるその時に 笑っていられる人になりたい

          詩 忘れられない人

          エッセイ22  夏

          今日は暑い なのでこれ 夏になる 夏はキライだ だって 暑いし ベタベタするし 臭いし でも好きな人もいる なつ〜 なんかうかれる 開放的になって さわぐ はしゃぐ なつ〜 あの人が好きななつ ムフフ 水着なんて無理だし それでも なつ〜

          エッセイ22  夏

          詩  変われない

          こんな雨の日に思い出すのは 悲しかったあの日 あなたを失うこと 微塵のかけらも考えなかった またいつか逢いたいなんて できもしないことを告げた すべてを雨が流してくれるなら こんなに楽なことはないのに あれから何も変わらないけれど 変われなくて 変われないから ため息だけが増えて 時間は進んでいくのに 止まったままの私

          詩  変われない

          詩  ぬけがら

          今日の日の空のように 心まで晴れてくれたら すべてが報われる気がする あなたとの日々に 後悔というものは 欠片もないけれど 愛おしすぎた月日が 涙の波となって 引いては寄せる情熱 そんな気持ちを あなたは知る由もなく 今日もどこかで 誰かに恋してるのだろう

          詩  ぬけがら

          詩   涙の理由

          なぜ 気づかなかったのだろう あの優しさに なぜ甘えすぎたのだろう 通り過ぎて 失くして気づくもの 愛は深くこわれやすいもの 一度こわれてしまうと もうもとには戻らない あなたの背中に しがみついてみたけれど そこに 愛は消えていた 独り寝の寂しさに怯え 目覚めた朝の虚しさが より深くあなたの香りを思い出させる 強がりはやめよう 優しくなろう 愛を大切にしよう いろいろな想いを交差させながら あなたを想い涙する

          詩   涙の理由

          誌   夏の傷

          あの夏に あなたに言えなかった言葉 伝えられなかった言葉 今も残る恋の傷 冬の木枯らしに傷はひび割れて 春風が吹いたとて 癒えることはない あの日と同じ夏がきて はっきりとわかるせつなさ もう逢うことはないと わかっていながら期待する あの街のあの角を曲がったら 知らないあなたに逢えそうで 知らない私に恋をして またあの夏に帰りたい 潮風は心にしみるのに あの夏の夕陽に抱かれて 私は古い傷に向き合って また新しい傷を作ってしまうだろう 夏なんてなくなってしまえばいい そう思い

          誌   夏の傷

          詩   とびら

          仏壇に飾ったユリの花の香りが 心をくすぐる 愛した季節と愛された季節 何年も前に一人になって いつからか 夢を見なくなった ひとりのせつなさと ふたりの煩わしさ 新しい世界と 過去へのこだわり 自分ひとりじゃ何も決められない 大好きで苦手な大海原に 放り投げられたみたいに もしかしたら 時間が止まってしまっただけ 手を伸ばしても 掴んでくれる手はない 私の手を掴んでくれる人は いつ 私を迎えに来てくれるのだろう 時間を進めるための 扉を開けよう

          詩   とびら

          詩   櫻の花びら

          櫻の花びらが舞い散るように ふわふわと あの人もどこかの街で 浮名を流しているだろうか あんなに夢中になって 身体を合わせた日々が 昨日の事のように思い出す ヒリヒリと熱い肌の感覚や とろけるような熱いキスも 今では遠い過去 あの人はきっと私のことなんて忘れて 新しい恋に進んでいる 過去に縛られて あの人の幻影から離れられないのは 私ひとり 櫻の花びらに私を乗せて あの人のもとへ もう一度 抱きしめてほしい バカなやつだといって もう一度 抱きしめてほしい

          詩   櫻の花びら